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能年玲奈、やっぱりコメディが好き

 女優の能年玲奈が、これまでの作品とは異なるオタク役に初挑戦する『海月姫』。劇中では、オタク女子たち“尼〜ず”の住まいであり心のより所でもある共同アパート・天水館=聖地が奪われる危機を救うため、一致団結してクラゲのドレスを制作するシーンがある。そんなシーンとこだわりのセットに感化されたのか、撮影現場でいつのまにか発足したのが“尼〜ず手芸部”。能年と篠原ともえを中心に、キャストたちは撮影の空き時間に“部活”と称して裁縫を楽しんでいた。

映画『海月姫』でオタク女子役をコミカルに演じた能年玲奈(C)2014『海月姫』製作委員会(C)東村アキコ/講談社

映画『海月姫』でオタク女子役をコミカルに演じた能年玲奈(C)2014『海月姫』製作委員会(C)東村アキコ/講談社

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 その発足の経緯と活動の様子を、能年は楽しそうに語る。
「最初はセットの素材を少しずつちぎって使うイタズラをしていたのですが、私はそこに青春を感じていました(笑)。そのうち皆さんが布や素材を持ってきてくださって、この作品だからこそできる“部活”になって、新鮮でよかったです。初めは篠原さんとふたりだったんですが、菅田さん、太田さんと増えてきて。小さい頃からイタズラ好きだったので、セットの布を盗むのも楽しんでいました(笑)。基本的にはクラゲを作っていたのですが、試しに白菜を作ってみたらすごく評判が良くて、皆さんに自慢しちゃいました」。

 そんな手芸部の活動も楽しみながら、メイクや衣装など見た目からしっかりこだわって演じた、クラゲオタクというちょっと変わった役。オタクを初めて演じた能年が感じたこととは……。

「突発的にオタクの部分がガーって暴走しちゃうところがあるのですが、その部分で突き詰めてドレスをつくるところとか、とても楽しかったです。あと、パジャマからパジャマに衣装替えするというような毎日で、それがすごく新鮮でした。ずっとスウェットで楽でしたし(笑)。もしゃもしゃの三つ編みもメガネも、そばかすもお気に入りで、改めて私はコメディが好きだなあって思いました」

 ところで、ふだんの能年玲奈にもオタクっぽいところはあるのだろうか?
「ひとつのことに集中し始めると、ほかのことはおかまいなしになるところは共通しているかな。一回なにかをやり始めちゃうと、やり遂げるまで終わらないところがあります」

能年玲奈オフショット独占掲載!『海月姫』撮影現場に潜入☆

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