男子テニスの錦織圭選手（24、日清食品）が20日、都内で行われたジャガー『Fタイプ KEI NISHIKORI EDITION』発売記念イベントに出席した。イベントでは、錦織選手への少し早い“クリスマスプレゼント”として、漫画『テニスの王子様』の作者・許斐剛氏が、同車と錦織選手を描き下ろしたイラスト『ジャガーの王子様』を贈呈。小学生の頃から『テニプリ』ファンだったという錦織は「むちゃくちゃうれしい。あのショットはまだできてないけど僕のかっこいい車と僕自身もかっこよく描かれていて、本当にうれしいです」と顔をほころばせた。

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　その後、許斐氏本人もサプライズ登場。3年前の錦織選手との対談を振り返り「強い選手との対戦は『楽しんでやってる』と聞いた。あと数年でベスト5まで上がってくると確信していたのでさほど驚いていない躍進です」と感想を語り「仕事中夜中に、試合を見て、原稿が遅れ気味です。活躍を自分のことのようにうれしく思いながら、仕事しています」と激励した。

　イラストについて許斐氏は「エンジン音を聞いた時に、これに圭が惚れたんだなというすごい躍動感があった。彼のプレースタイルがすごいマッチしていて、圭とジャガーがタッグを組んだらこんな風になるなと、テニスコートで大暴れしてほしいと思って作りました」と説明。錦織選手は「うれしいですね。『テニプリ』を昔からみていて自分を描いてもらえるのは感無量です」と終始、満面の笑みを浮かべていた。

　ATPツアー・ファイナルでベスト4入りし、現在世界ランク5位の錦織選手。9月の全米オープンでの発言「勝てない相手はもういない」が『新語・流行語大賞』にノミネートされ「この2週間はしっかり休んで来年のために力をチャージして、これからもトレーニングをしっかり続けて来年はランキングを上げ、グランドスラムのトップに立てるように頑張ります」と改めて意気込んだ。

　この日は、錦織選手によって仕様を決定したアンバサダー限定モデルがお披露目。錦織選手は「外に大好きなオレンジを入れてほしいとお願いしてホイールや中にもこだわった。中はシックでオシャレな車になっている。外見は派手ですけど中は細かいつくりになっているので幅広い方に乗ってもらいたい」とアピールした。限定35台で、きょう20日から12月31日まで受注販売する。

　他にジャガー・ランドローバー・ジャパンのマグナス・ハンソン社長も登壇した。

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