実写映画版『進撃の巨人』(2015年夏・前後篇2部作公開)の配役と劇中ビジュアルが20日、公開された。主演の三浦春馬をはじめとする出演者の発表以降、ファンの間では「誰がどの役を演じるのか」などさまざまな憶測が飛び交い注目を集めていたが、意外にも映画版新キャラクターが多いことが判明した。
原作の人気キャラクターである「エレン」は三浦、「ミカサ」は水原希子、「アルミン」は本郷奏多、「サシャ」は桜庭ななみ、「ジャン」は三浦貴大、「ハンジ」は石原さとみを配役。
一方で、長谷川博己が“人類最強の男”「シキシマ」、松尾諭が“慈愛深き豪傑”「サンナギ」、渡部秀が“悲しみの守護星”「フクシ」、水崎綾女が“勇猛なる母性”「ヒアナ」、武田梨奈が“愛に生きる本能”「リル」、ピエール瀧が“嘆きの先導者”「ソウダ」、國村隼が“闇を統べる者”「クバル」といった新たに生み出されたキャラクターを演じる。
新キャラを作った背景には、原作者・諌山創氏や樋口真嗣監督、脚本を担当する渡辺雄介氏、町山智浩氏らが実写映画版のストーリーを構築する際に、原作キャラクターの魅力を持った人物には同名を付けつつ、物語に相応しい映画版キャラクターへの“ハイブリット化”を目指した結果であるという。
また、今回の扮装を統括して担当するのは、『キューティーハニー』(04年)、『おくりびと』(08年)、『ヤッターマン』『十三人の刺客』(10年)、『寄生獣』(14年)など、数多くの映画作品のキャラクタービジュアルディレクター、人物デザインなどで知られる柘植伊佐夫(つげ・いさお)氏。日本映画界で引っ張りだこの柘植氏が、ファンならずとも気になる、立体機動装置や兵士の衣装の細部に至るまで、原作世界を踏襲しつつリアリティーあふれる世界観を創り上げている。
佐藤善宏プロデューサーは「原作のキャラに外見が似ているか否かは全く考慮には入れませんでした」という。諫山氏とも話し合った上で、キャスティングやキャラクターを練り上げ、「役柄に沿うまですべてオーダーメイドで細部にこだわり、立体機動、衣装を作り上げました」と自負。諫山氏は、軍事訓練の撮影シーンを見学した際、初めて俳優たちが衣装を着た姿を見て、「少し照れくさそうにご覧になりながら、具現化された衣装に太鼓判を押してくださいました」と佐藤プロデューサーは伝えている。
さらに、映画音楽は、『エヴァンゲリオン新劇場』シリーズや『ベルセルク』などの音楽を担当したことでも知られる鷺巣詩郎(さぎす・しろう)が手掛けることも明らかになった。
『進撃の巨人』は、『別冊少年マガジン』(講談社)に連載中の諫山氏の漫画が原作。“巨人が人を食らう”というセンセーショナルな設定と、不気味でインパクトのある巨人のビジュアル、先の読めないストーリーが話題を呼び、昨年4月にテレビアニメ化されたことで爆発的にブレイク。キャラ人気にも火がつき、イベントやゲーム、企業とのタイアップ&キャンペーンなどの展開が加速している。
今月22日からは、テレビアニメを再編集した劇場版2部作の前編『〜紅蓮の弓矢〜』を公開。28日からは、原作漫画の魅力を網羅した『進撃の巨人展』が東京・上野の森美術館で開催され、実写映画版キャラクターポスターが一堂に展示される予定。
【現在公開可能な情報】
★=映画版 新キャラクター
エレン……三浦春馬 ―「自由」を求める者―
★シキシマ……長谷川博己 ―人類「最強」の男―
ミカサ……水原希子 ―戦場を舞う女神―
アルミン……本郷奏多 ―心優しき賢者―
ジャン……三浦貴大 ―反逆の刃―
サシャ……桜庭ななみ ―飢えた狙撃手―
★サンナギ……松尾諭 ―慈愛深き豪傑―
★フクシ……渡部秀 ―悲しみの守護星―
★ヒアナ……水崎綾女 ―勇猛なる母性―
★リル……武田梨奈 ―愛に生きる本能―
★ソウダ……ピエール瀧 ―嘆きの先導者―
ハンジ……石原さとみ ―暴走する無邪気―
★クバル……國村隼 ―「闇」を統べる者―
原作の人気キャラクターである「エレン」は三浦、「ミカサ」は水原希子、「アルミン」は本郷奏多、「サシャ」は桜庭ななみ、「ジャン」は三浦貴大、「ハンジ」は石原さとみを配役。
一方で、長谷川博己が“人類最強の男”「シキシマ」、松尾諭が“慈愛深き豪傑”「サンナギ」、渡部秀が“悲しみの守護星”「フクシ」、水崎綾女が“勇猛なる母性”「ヒアナ」、武田梨奈が“愛に生きる本能”「リル」、ピエール瀧が“嘆きの先導者”「ソウダ」、國村隼が“闇を統べる者”「クバル」といった新たに生み出されたキャラクターを演じる。
新キャラを作った背景には、原作者・諌山創氏や樋口真嗣監督、脚本を担当する渡辺雄介氏、町山智浩氏らが実写映画版のストーリーを構築する際に、原作キャラクターの魅力を持った人物には同名を付けつつ、物語に相応しい映画版キャラクターへの“ハイブリット化”を目指した結果であるという。
また、今回の扮装を統括して担当するのは、『キューティーハニー』(04年)、『おくりびと』(08年)、『ヤッターマン』『十三人の刺客』(10年)、『寄生獣』(14年)など、数多くの映画作品のキャラクタービジュアルディレクター、人物デザインなどで知られる柘植伊佐夫(つげ・いさお)氏。日本映画界で引っ張りだこの柘植氏が、ファンならずとも気になる、立体機動装置や兵士の衣装の細部に至るまで、原作世界を踏襲しつつリアリティーあふれる世界観を創り上げている。
佐藤善宏プロデューサーは「原作のキャラに外見が似ているか否かは全く考慮には入れませんでした」という。諫山氏とも話し合った上で、キャスティングやキャラクターを練り上げ、「役柄に沿うまですべてオーダーメイドで細部にこだわり、立体機動、衣装を作り上げました」と自負。諫山氏は、軍事訓練の撮影シーンを見学した際、初めて俳優たちが衣装を着た姿を見て、「少し照れくさそうにご覧になりながら、具現化された衣装に太鼓判を押してくださいました」と佐藤プロデューサーは伝えている。
さらに、映画音楽は、『エヴァンゲリオン新劇場』シリーズや『ベルセルク』などの音楽を担当したことでも知られる鷺巣詩郎(さぎす・しろう)が手掛けることも明らかになった。
『進撃の巨人』は、『別冊少年マガジン』(講談社)に連載中の諫山氏の漫画が原作。“巨人が人を食らう”というセンセーショナルな設定と、不気味でインパクトのある巨人のビジュアル、先の読めないストーリーが話題を呼び、昨年4月にテレビアニメ化されたことで爆発的にブレイク。キャラ人気にも火がつき、イベントやゲーム、企業とのタイアップ&キャンペーンなどの展開が加速している。
今月22日からは、テレビアニメを再編集した劇場版2部作の前編『〜紅蓮の弓矢〜』を公開。28日からは、原作漫画の魅力を網羅した『進撃の巨人展』が東京・上野の森美術館で開催され、実写映画版キャラクターポスターが一堂に展示される予定。
【現在公開可能な情報】
★=映画版 新キャラクター
エレン……三浦春馬 ―「自由」を求める者―
★シキシマ……長谷川博己 ―人類「最強」の男―
ミカサ……水原希子 ―戦場を舞う女神―
アルミン……本郷奏多 ―心優しき賢者―
ジャン……三浦貴大 ―反逆の刃―
サシャ……桜庭ななみ ―飢えた狙撃手―
★サンナギ……松尾諭 ―慈愛深き豪傑―
★フクシ……渡部秀 ―悲しみの守護星―
★ヒアナ……水崎綾女 ―勇猛なる母性―
★リル……武田梨奈 ―愛に生きる本能―
★ソウダ……ピエール瀧 ―嘆きの先導者―
ハンジ……石原さとみ ―暴走する無邪気―
★クバル……國村隼 ―「闇」を統べる者―
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2014/11/20