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能年玲奈のオタク部屋を公開 リアルなオタク女子空気が漂う『海月姫』撮影現場

 透明感あふれる、清楚な女性の代表のような能年玲奈が、スッピンにツインの三つ編み、常にスウェット着用という彼氏いない歴=年齢のオタク役に挑んだ『海月姫』。その撮影現場に入った。こだわりにこだわって作りこまれた、オタク女子たちの共同アパートは驚くほどリアル。そんな撮影現場の様子をレポート。

共同アパート・天水館のヲタク女子たち(上)と能年玲奈演じるクラゲオタク月海の部屋(C)2014『海月姫』製作委員会(C)東村アキコ/講談社

共同アパート・天水館のヲタク女子たち(上)と能年玲奈演じるクラゲオタク月海の部屋(C)2014『海月姫』製作委員会(C)東村アキコ/講談社

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 能年玲奈が、ほぼスッピンに三つ編み、めがね、スウェット着用という完璧なオタク姿を披露する『海月姫』。クラゲを愛するオタク少女・月海(能年)らが暮らす男子禁制の共同アパート・天水館のヲタク女子たちと、月海をトラブルから救ったことで天水館に出入りすることになる女装男子(菅田将暉)の奇妙な友情を描く。

 月海が天水館でともに暮らすヲタ友人たちとは、鉄道ヲタク(池脇千鶴)、三国志ヲタク(太田莉菜)、枯れたおじさまに萌える枯れ専(篠原ともえ)、和物ヲタク(アジアン・馬場園梓)。バラエティに富んだオタク女子たちが、ドタバタありのにぎやかな共同生活を繰り広げる。

 そんなオタク女子たちが生活する共同アパートのシーンの撮影現場に入った。都内スタジオにセットが組まれた天水館は、古さとちょっとした怪しい趣きがほどよく調和した、埼玉県川越市にある国登録有形文化財“太陽軒”の外観がモデル。外観だけでなく細かな内装まで、細部にわたり徹底的にこだわり抜いて作られた、まさにオタクの館だった。スタジオ内に実際に建てられた天水館に一歩足を踏み入れると、本当にオタクが生活をしているような、とてもセットとは思えぬ生活感あふれる空気が漂う。

 館内には、鉄道グッズのほか、ブラウン管テレビやカセットデッキなど昭和を感じさせる古さがにじみ出た小道具の数々がところ狭しとならぶ。よくぞこれだけのクオリティと数のコアなアイテムを集めてきたと思わせる、スタッフの執念に感心させられる。とくに圧巻なのは、“尼〜ず”が集まるため、それぞれのオタク趣味のアイテムが集結した居間。鉄道グッズ、三国志のフィギュア、海月のぬいぐるみ、枯れたおじさんの写真などが、あふれんばかりにあちこちに置かれ、それらが床から壁、天井にまで迫るさまに圧倒される。

 そして、クラゲグッズで埋め尽くされているのが、月海の部屋……。あらゆる種類のクラゲのぬいぐるみが飾られているだけでなく、月海が描いたクラゲのイラスト、クラゲの写真のキリヌキなどがこれでもかと部屋中に装飾されている。まさにクラゲオタクの名に恥じない部屋に仕上がっていた。

能年玲奈オフショット独占掲載!『海月姫』撮影現場に潜入☆

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