俳優の菅田将暉が18日、都内で行われた映画『海月姫』（12月27日公開）のワールドプレミア試写会に出席。劇中で初の女装男子役に挑戦した菅田は「毛も剃り、エステにも行き、骨格矯正をして、メディキュットやヒールを履いた」と苦労を明かして、会場を驚かせた。

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　菅田の“女子ぶり”には共演陣からも絶賛の声が上がった。主演の能年玲奈も「すごかったです。本当に本読みでお会いした時からすごい痩せられて、お肌のケアもぬかりなくて」といい、「女性として見習わないと」と羨望の眼差し。公開前から大きな注目が集まり、菅田は「すごい世の中だな」と照れ笑いを浮かべていた。

　同作は2008年より連載がスタートし累計発行部数270万部突破した人気少女漫画を実写化。能年演じるクラゲを愛するオタク少女・月海、月海の暮らす共同アパート天水館の住人でヲタク女子“尼〜ず”と、月海をトラブルから救ったことで天水館に出入りすることとなる女装男子の奇妙な友情を描く。

　イベントにはそのほか、太田莉菜、馬場園梓（アジアン）、篠原ともえ、片瀬那奈、速水もこみち、長谷川博己、原作者・東村アキコ氏、音楽を担当した前山田健一、川村泰祐監督、山口俊一クールジャパン戦略担当大臣が出席した。