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元ステポニ2人、観客7人の試練も…新バンド「Draft King」で再起

 2012年末に惜しまれながらも解散した3人組ガールズバンド、ステレオポニーのベース・NOHANA(25)とドラム・SHIHO(24)が、昨年1月に結成した4人組ガールズバンド「Draft King」(ドラフトキング)として、オリコンNewSの取材に応じた。ライブの観客が7人となった試練を乗り越え、このほど大手芸能事務所サンミュージックと契約した彼女たちが、ステレオポニー解散からの2年間を振り返った。

 2008年11月にデビューし、全員平成生まれで話題を呼んだステレオポニーが解散したのは、4年後の12年12月のこと。2ndシングル「泪のムコウ」(09年2月発売)がオリコン週間2位、テレビ朝日系『ミュージックステーション』に出演し、当時活動を休止していたYUI(現在はyui)から楽曲提供されるなど、若くして活躍していただけに衝撃は大きかった。

 解散を決めた当時から「バンドを辞めるという選択肢はなかった」というSHIHOとNOHANAは、「解散してからもすぐに活動できるように」とボーカルのerica(21)とギターのMAO(22)を加え、解散の翌月にはDraft Kingの活動をスタートさせた。

 東京・赤坂BLITZで行われたステレオポニーの解散ライブは即日完売だったが、結成当時のDraft Kingのライブは観客がわずか7人だったことも。SHIHOは「どうにかなるんじゃないかっていう甘えがなかったって言ったらウソになります。ゼロから作り上げていくことはこんなに大変なんだって、本当に身に染みて感じました」と振り返る。

 解散に伴って所属事務所との契約も終了し、SHIHOら3人はバンドの活動費を作るためにアルバイト。「週6」で都内の飲食店でバイトしていたSHIHOは、男性客2人に「ステレオポニーのSHIHOさんに似てるって言われませんか?」と声をかけられ、「本人です」と答えて驚かせたこともあった。

 リーダーのNOHANAはバイトをしない代わりに、物販の搬入出や販売、精算、地方ライブ会場までの車の運転など「バンド周りのことをほぼすべて」担った。メジャー時代とは全く違う環境に戸惑いながらも、10代のときにはできなかった経験を積んだ2人は「いい期間だった」と口をそろえる。

 インディーズで地道に活動し、結成1年で東京・渋谷クアトロ単独公演を成功させた。ようやく所属事務所も決まり、12月17日の渋谷eggman単独ライブには、先輩となったスギちゃんが応援に駆けつける。NOHANAは「自分たちもどうなるかわからないんですけど、すごく楽しいことになると思うので、みんなで盛り上がりたいなと思います」といい、お笑い芸人との異色コラボレーションを心待ちにする。

 事務所が決まったとはいえ、レーベル契約は結んでおらず、バイトを完全に辞めるわけにはいかない生活だが、最近はレコーディングの日々。「新曲を早く届けられたら」と力を込める。メジャーシーンから一転、インディーズで試練を味わった彼女たちは、地に足をつけた活動を続けつつも、華やかな世界への復帰を目指す。

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