パナソニックが最新家電シリーズ「Jコンセプト」を発表。日本橋三越本店の「はじまりのカフェ」で行われた展示イベントで、和食器から反物までさまざまな展示物と並んで披露されたのは、日本の住まいにとけ込む“和”を感じるラインナップ。日本の伝統工芸に通じる上品なデザインで、今までの家電になかった“和のエッセンス”という新しい方向性を打ち出している。
◆「目利き世代」が求める品質を追求
テクノロジーを詰め込んだ家電が氾濫するなか、本当に求められている製品像が何かを探るため、同社は3万人以上のユーザーにアンケート調査を実施。その結果浮かび上がったのは、シンプルで使いやすく、流行に左右されない“日本の美”を意識したデザインというものだった。
「Jコンセプト」のJの意味するところは“ジャパン”、“上質”。シリーズ第一弾として、10月下旬にエアコンを発売開始。11月下旬に掃除機を、来年2月には冷蔵庫がラインナップに加わる。ターゲットは、豊富な人生経験を積んだ50代、60代のユーザー。同社はこの層を、うわべの華やかさに惑わされず本質を見抜く目をもった“目利き世代”と呼び、同世代の眼鏡にかなう製品を目指した。
◆日本の原点に回帰する
今回発表になった製品はまさにこの結果を具現化したもの。徹底的に使い勝手にこだわり、シンプルなデザインながらも上品なテイストを実現。掃除機は世界最軽量の本体質量2キログラムと、パワーを重視し重くなりがちな昨今の掃除機とは一線を画する、コンパクトな使いやすさを追求した。
エアコンは、今までの製品では足が冷える、というユーザーの声を反映し、足元に温風がしっかり届く設計に。冷蔵庫は、使用頻度の高い野菜室を真ん中に配し、“目利き”世代の使い勝手を考慮して冷蔵室の高さを床上88センチに設定した。日本食に欠かせない食材、魚などをたくさん保存できるように大容量のパーシャル室を装備するなど思い切った改革がなされている。
近年、海外メーカーに押され気味だった国内メーカーが元気を取り戻しつつあるという。かつては世界をリードし日本で育まれてきた家電を今一度見つめなおし、再び日本の暮らしに寄り添い始めている。そんな流れをうけて誕生した「Jコンセプト」シリーズ。新たな挑戦が今、始まっている。
◆「目利き世代」が求める品質を追求
テクノロジーを詰め込んだ家電が氾濫するなか、本当に求められている製品像が何かを探るため、同社は3万人以上のユーザーにアンケート調査を実施。その結果浮かび上がったのは、シンプルで使いやすく、流行に左右されない“日本の美”を意識したデザインというものだった。
「Jコンセプト」のJの意味するところは“ジャパン”、“上質”。シリーズ第一弾として、10月下旬にエアコンを発売開始。11月下旬に掃除機を、来年2月には冷蔵庫がラインナップに加わる。ターゲットは、豊富な人生経験を積んだ50代、60代のユーザー。同社はこの層を、うわべの華やかさに惑わされず本質を見抜く目をもった“目利き世代”と呼び、同世代の眼鏡にかなう製品を目指した。
◆日本の原点に回帰する
今回発表になった製品はまさにこの結果を具現化したもの。徹底的に使い勝手にこだわり、シンプルなデザインながらも上品なテイストを実現。掃除機は世界最軽量の本体質量2キログラムと、パワーを重視し重くなりがちな昨今の掃除機とは一線を画する、コンパクトな使いやすさを追求した。
エアコンは、今までの製品では足が冷える、というユーザーの声を反映し、足元に温風がしっかり届く設計に。冷蔵庫は、使用頻度の高い野菜室を真ん中に配し、“目利き”世代の使い勝手を考慮して冷蔵室の高さを床上88センチに設定した。日本食に欠かせない食材、魚などをたくさん保存できるように大容量のパーシャル室を装備するなど思い切った改革がなされている。
近年、海外メーカーに押され気味だった国内メーカーが元気を取り戻しつつあるという。かつては世界をリードし日本で育まれてきた家電を今一度見つめなおし、再び日本の暮らしに寄り添い始めている。そんな流れをうけて誕生した「Jコンセプト」シリーズ。新たな挑戦が今、始まっている。
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2014/10/29