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滝藤賢一、天才漫才師・横山やすしの半生ドラマ化「夢中になって演じた」

 俳優・滝藤賢一の出演で、昭和後期の漫才ブームをけん引したコンビ・やすきよの横山やすしと、彼の妻との愛の軌跡をたどるドキュメンタリードラマ『ひとつ星の恋〜天才漫才師 横山やすしと妻〜』が、NHK・BSプレミアムで11月23日と30日(両日とも後10:00〜10:59)に放送される。

天才漫才師・横山やすしとその妻の愛の物語を滝藤賢一と木村多江が演じる(C)NHK

天才漫才師・横山やすしとその妻の愛の物語を滝藤賢一と木村多江が演じる(C)NHK

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 破天荒に生き、その生き方ゆえ舞台を奪われ失意のまま逝ったやすしさん。彼の人生に寄り添い、「もう一度漫才をさせたい!」と最後まで尽くした妻の啓子さん。なぜ男は栄光から転がり続け、なぜ女はそんな男を愛せたのか。やすしさんの複雑な生い立ち。強がらないと生きていけない繊細な自分とイメージとのギャップ。さらに、取材を重ねるうちに明らかになった、すべてを受け入れ許した啓子さんの母のような愛。これまで語られることのなかった“人間・やすし”の実像に迫っていく。

 やすしに扮する滝藤は、「お話をいただいた時の第一声は『無理です』でした。漫才経験もない、関西人でもない私が、天才漫才師 横山やすしさんを演じるのは失礼では…」と葛藤を明かし、「しかし、脚本が素晴らしく、やすしさんの家族に対する愛、漫才へのすさまじい思いに痛いほど共感してしまい、いつの間にかやすしさんの人生を生きることに夢中になっていました。破天荒なやすしさんはもちろん、家族にしか見せなかった弱さ、愛おしさが視聴者の方々に伝わればうれしく思います」と話している。

 共演は、妻・啓子役に木村多江、長女・光役に岡本玲、漫才コンビの相方・西川きよし役に中川礼二(中川家)、ほか。語りは、やすしさん・啓子さん夫妻の実娘で、父と同じ漫才師になった木村ひかりが務める。

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  • 天才漫才師・横山やすしとその妻の愛の物語を滝藤賢一と木村多江が演じる(C)NHK
  • NHK・BSプレミアム『ひとつ星の恋〜天才漫才師 横山やすしと妻〜』11月23日と30日に放送(C)NHK

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