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吉田鋼太郎、『花アン』伝助人気を分析「男らしさが新鮮だった」

 俳優の吉田鋼太郎が23日、都内で行われた国際競争力のあるドラマを顕彰する『東京ドラマアウォード2014』授賞式に出席した。朝ドラ『花子とアン』(NHK)の嘉納伝助役で女性視聴者をとりこにし、『MOZU 〜Season1〜百舌の叫ぶ夜〜』(TBS)で狂気に満ちた殺し屋・中神を怪演し、助演男優賞を受賞。両極端なキャラクターを演じて、吉田は「自分の中にも(中神のような)わけのわからないところがあるんでしょうね」と笑顔を見せていた。

『花子とアン』、『MOZU 〜Season1〜百舌の叫ぶ夜〜』で「東京ドラマアウォード2014」助演男優賞を受賞した吉田鋼太郎 (C)ORICON NewS inc.

『花子とアン』、『MOZU 〜Season1〜百舌の叫ぶ夜〜』で「東京ドラマアウォード2014」助演男優賞を受賞した吉田鋼太郎 (C)ORICON NewS inc.

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 『花子とアン』で演じた伝助は、伊藤伝右衛門という実在した九州の炭坑主がモデル。「地元ではあまり評判のいい人物ではないと聞いていたが、改めて自伝や評伝を読むとはるかに素敵な人で、誠実で男らしくて豪快で一途で、そういうところを大事に演じました」と振り返り、女性視聴者を惹きつけた理由を「伝助のような男らしさが新鮮だったのでは。不器用なところも素敵だった」と分析した。

 一方、『MOZU』では「身近にいないキャラクターだったので、リアリティーを出すためにあえて殺し屋っぽくない、軽くて、ひょうきんな行動をアドリブで入れた」と役作りについて語り、上司役を演じた長谷川博己とシナリオにないホモ設定で演じたアドリブが「放送を見たら画面に映ってなかった」と笑い話にしていた。

 同アウォードは、日本民間放送連盟(民放連)やNHK、映像産業振興機構などが、1年間(2013年7月〜14年6月)に放送されたドラマ作品から“世界に見せたい日本のドラマ”を顕彰するもの。

 連続ドラマ部門グランプリに『半沢直樹』(TBS)、単発ドラマ部門グランプリに山田太一ドラマスペシャル『時は立ち止まらない』(テレビ朝日)が選ばれ、個人賞・主演男優賞を堺雅人(『半沢直樹』)、主演女優賞を満島ひかり(『Woman』)、助演男優賞を吉田鋼太郎(『花子とアン』『MOZU Season1〜百舌の叫ぶ夜〜』)、助演女優賞を石原さとみ(『失恋ショコラティエ』)らが受賞した。

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  • 『花子とアン』、『MOZU 〜Season1〜百舌の叫ぶ夜〜』で「東京ドラマアウォード2014」助演男優賞を受賞した吉田鋼太郎 (C)ORICON NewS inc.
  • 授賞式の模様 (C)ORICON NewS inc.

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