女優の有森也実が22日、東京・座・高円寺で主演舞台『おんな武将 NAOTORA（直虎）』のゲネプロ後に報道陣の取材に応じた。同作で客演として参加をする有森は「せりふ量が多くて大変ですが」と苦戦しつつも「楽しくやっています」と微笑んだ。

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　扉座イカサマ歴史劇シリーズ第1弾となる同作。有森は、戦国時代に女でありながら男の領主になりすまして家を守り通し、徳川の譜代大名筆頭の家柄に押し上げた女武将・井伊直虎を演じる。

　作・演出を務める横内謙介氏とは1994年の舞台『洒落男たち〜モダンボーイズ〜』から親交があり、同作に客演としてオファーを受けた有森は「シェイクスピアっぽいせりふをしゃべってもらいたいって話をいただいたけれど、私で大丈夫ですか？って何度も確認しました」と驚いた様子。「とにかくせりふ量が多くて、まだ自分のなかで100点が出ていない」と追求する姿勢を見せ、「“伝える”ことにこだわりたい」と力を込めた。

　23日より同所にて、11月8日より神奈川・厚木市文化会館にて上演。