ロック歌手の内田裕也(74)が17日、京都市内で開催中の『第1回 京都国際映画祭』で、映画『コミック雑誌なんかいらない!』の舞台あいさつに出席。別居中の妻・樹木希林について「素晴らしいセンスの女性だと思ったから一緒になった」と振り返った内田。それでも、自身の一番怖い人を聞かれると「KK(樹木希林)さんと昔ケンカしたオノ・ヨーコ。女性は強いですね」笑いを誘った。 内田が企画・主演を務めた同作。「スタートは不幸な映画だった。どこも買ってくれなくて落胆した瞬間に、カンヌから招待された」と振り返り、「僕にとって忘れられない作品になりました。しばらく観ていなかったので、きょうは僕も端で観ます。久しぶりの上映なので、初めて上映を観たときよりも緊張と興奮している」と語ると、最後は「きょうはよくしゃべるな。まだビールを一滴も飲んでいないのに」と笑っていた。