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喉頭がん完治の林家木久扇が『笑点』復帰 歌丸から“歌”禁止令

 7月末に初期の喉頭がんと診断され療養していた落語家の林家木久扇(76)が27日、東京・後楽園ホールで復帰後初めて日本テレビ系『笑点』(毎週日曜 後5:30)の収録に臨んだ。馴染みのメンバーと「大喜利」の収録後に会見を開き「回復して元気に帰ってきました」と笑顔をみせた。

『笑点』に復帰した林家木久扇 (C)ORICON NewS inc.

『笑点』に復帰した林家木久扇 (C)ORICON NewS inc.

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 木久扇は「7月22日から9月4日まで総合病院に週2回通院していました。早期発見の第2ステージで、がんを焼いて治すことができました。抗癌剤はうってません。耳鼻(咽喉)科で発見されまして、軽い処置で済んだ」と経過を報告。

 その後も3分ほど一人で病状や入院生活をしゃべり続けると、たまらず桂歌丸(78)が「しゃべりすぎ」とピシャリ。誰よりも心配していた歌丸は「一番最初に喉頭がんと聞いた時は驚いた。お酒は飲むけどたばこは吸わないからなんで喉頭がんだろうと思った」と述懐した。

 収録では「わたし馬鹿よね〜♪」などおなじみの“歌”で笑いを誘っていた木久扇は「私は小さいお子さんのファンが多いので、難しいことをいうとあれ?って思う。歌が一番コンパクトで伝わりやすい」と芸風を説明した。

 そんな木久扇に対し、歌丸は「お医者さんは本当のがんの元を知らせてないんですね。元は番組の中で歌う『ミネソタの卵売り』なんです。これから番組の中では歌は禁止します」とお灸をすえ、“美声”を封じられた木久扇は苦笑していた。

 木久扇は7月末に初期の喉頭がんを公表。約1ヶ月半の放射線治療を経て完治に至ったと今月19日に発表し、21日に埼玉・行田市内で行われた寄席で仕事復帰を果たしていた。本調子じゃないと心配していた木久扇だが、歌丸は「ほっとくとしゃべり続ける。うるせーなって思った」と安どしていた。

 復帰を待ち望んでいた『笑点』もこぞって祝福。収録後の会見には歌丸の他にも林家たい平(49)、三遊亭好楽(68)、三遊亭小遊三(67)、6代目三遊亭圓楽(64)、春風亭昇太(54)、山田隆夫(58)ら笑点ファミリーが参加した。

 この日の模様は、木久扇の77歳の誕生日でもある10月19日と26日に放送される。

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  • 『笑点』に復帰した林家木久扇 (C)ORICON NewS inc.
  • 司会の桂歌丸(78)とがっちり握手。(後列左から)三遊亭小遊三(67)、三遊亭好楽(68)、春風亭昇太(54)、三遊亭圓楽(64)、林家たい平(49)、山田隆夫(58) (C)ORICON NewS inc.

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