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平井堅、初のNHKドラマ主題歌 永作博美「気持ちに拍車かかりそう」

 シンガー・ソングライターの平井堅が、10月14日スタートの永作博美主演ドラマ『さよなら私』(毎週火曜 後10:00 NHK総合)の主題歌「おんなじさみしさ」を担当することがわかった。これまで数々のドラマ主題歌を手がけてきたが、同局では今回が初となる。

永作博美主演のNHKドラマ『さよなら私』の主題歌を担当する平井堅

永作博美主演のNHKドラマ『さよなら私』の主題歌を担当する平井堅

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 同ドラマは、優しくて仕事もできる夫・洋介(藤木直人)と結婚し、誰もがうらやむような幸せな家庭を築いた専業主婦・友美(永作博美)が、高校時代の親友で映画プロデューサーの早川薫(石田ゆり子)、平凡な家庭の主婦・三上春子(佐藤仁美)と同窓会で久しぶりに再会。対照的な人生を歩む3人が心の内に秘める羨望や嫉妬、情愛を赤裸々に描き、本当の幸せとは何かを問いかける。

 NHKドラマ番組部の菓子浩チーフ・プロデューサーは「永作さんと石田さんが演じる親友同士が、時に激しくぶつかり合い、時に優しくいたわり合い、心から相手のことを理解していくもろくて美しい世界を、力のある主題歌で束ねたい。必然的に平井堅さんの名前が浮かびました」と主題歌依頼の経緯を説明。最初に聴いたデモ音源に「ドラマの後半でキーワードとなるセリフがそのまま歌詞に入っていた」ことに驚き、「研ぎ澄まされた感覚が生んだ奇跡のシンクロだと思います」と興奮気味に振り返った。

 「平井さんなりのもう一つの物語を自由に書いてください」と依頼されたことを明かした平井は、「寂しさの量は外側からは計れない。寂しさに優劣は無い。同じ寂しさを抱えている大切なあの人に会いに行く。その瞬間の風景を切り取って」歌詞を書き下ろし。「この歌から、このドラマから、何かをつかんでいただけるとうれしいです」と話している。

 主演の永作は「何かテンポに逆らうように歌が進んでいくのが切なくて。こうやって生きてきたって思った。ありがたいことにまだ撮影中。気持ちに拍車がかかりそうです。そんな素敵な歌をありがとうございます」と平井に感謝し、物語と主題歌の相乗効果に期待を持たせた。

関連写真

  • 永作博美主演のNHKドラマ『さよなら私』の主題歌を担当する平井堅
  • NHKドラマ『さよなら私』に主演する永作博美
  • 10月14日スタートのNHKドラマ『さよなら私』場面写真
  • 10月14日スタートのNHKドラマ『さよなら私』場面写真

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