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GLAY、来夏に函館アリーナでこけら落とし公演開催へ

 デビュー20周年を迎えたロックバンド・GLAYが20日、ひとめぼれスタジアム宮城で大規模野外ライブ『GLAY EXPO 2014 TOHOKU 20th Anniversary』を開催した。約3時間に渡って全23曲を披露し、5万5000人のファンを熱狂させたGLAYは、来年夏にオープンする北海道・函館アリーナのこけら落とし公演を行うことが決定。アンコールで発表されると、ファンから大歓声が沸き起こった。

GLAYが10年ぶりに大型野外ライブ『GLAY EXPO』を開催

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 10年ぶりの『GLAY EXPO』を「BLEEZE」でスタートさせると、ボーカルのTERUは「最高のEXPOにしようぜ東北ー!」と絶叫。それに応えるファンの熱気に「俺、もう感動している。1999年の『EXPO』でも1つ目のMCからこんな感じだったね」と懐かしむと、JIRO(B)も「TERUに負けないくらい泣きそう。危なかった〜」と笑顔で会場を見渡した。

 復興支援に力を入れ、「東北の皆さんを元気にしたい」という思いから同ライブを開催したGLAY。TERUが「僕らがこれからも東北と共にあるという思いが詰まった曲です」と紹介して歌った「Bible」では、感極まり涙を流しながらも歌を届けた。

 ライブ中盤の「I'm in Love」では、青森ねぶた祭、秋田竿燈まつり、盛岡さんさ踊り、山形花笠まつり、仙台七夕まつり、福島わらじまつりの「東北六魂祭」がステージ上に登場し会場を盛り上げたほか、「サバイバル」「口唇」「BE WITH YOU」「HOWEVER」などのヒット曲や、新曲「疾走れ!ミライ」(10月15日発売)を披露。最後は「BELOVED」を会場のファンと共に熱唱した。

 アンコールでは、震災で壊れたというスタジアム内の聖火台にメンバーが火を灯し、「壊れたものを治すのは大変で元通りに戻すのは大変ですが、思い出に火を灯すことはできます。東北に愛の灯火を届けます」と、さらなる復興を願うと、リーダーのTAKUROが「僕らはこれからも東北と共にあります。またGLAYはここに必ず帰ってきます」と再会を誓っていた。

 『GLAY EXPO』は過去3度開催され、1999年7月31日に千葉・幕張メッセ駐車場特設ステージで行われた『〜SURVIVAL』は「単独アーティストによる有料ライブにおける最多観客動員」ギネス記録に認定された20万人を動員。今回は東北の音楽ライブ公演で過去最多となる5万5000人の動員を記録し、経済波及効果は54億円(電通総研調べ)となった。

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