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村上弘明、『大江戸捜査網』井坂十蔵役に決定 テレ東「新春ワイド時代劇」

 テレビ東京系で毎年1月2日に長時間放送される「新春ワイド時代劇」。1979年(昭和54年)に始まり37作目となる2015年は、昭和の娯楽時代劇の傑作シリーズが『大江戸捜査網2015(仮)』(放送時間未定)として装いも新たに復活。主演の高橋克典に続き、かつて同シリーズで14年にわたって瑳川哲朗が演じた「井坂十蔵」役に村上弘明の出演が決まった。主人公の十文字小弥太(高橋)とともに隠密同心の一員として大立ち回りを繰り広げる。

来年1月2日放送、テレビ東京の新春ワイド時代劇『大江戸捜査網2015(仮)』井坂十蔵役で出演する村上弘明

来年1月2日放送、テレビ東京の新春ワイド時代劇『大江戸捜査網2015(仮)』井坂十蔵役で出演する村上弘明

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 同シリーズは、隠密同心たちが、変装、潜入、囮(おとり)など、さまざまな手段を駆使し、探索、事件の裏にはびこる江戸の悪を切り捨てていく痛快時代劇。『水戸黄門』『銭形平次』などと並び称される民放時代劇の長寿番組の一つで、1970年から1992年まで足かけ22年、全713話が同局系で放送された。初代・杉良太郎に始まり、里見浩太朗松方弘樹並木史朗橋爪淳ら時代劇スターたちが主演を務めてきた。

 同局の連続時代劇『刺客請負人』での主演をはじめ、数々のドラマで活躍している村上だが、「震災後、故郷・岩手の方々から、『時代劇はやらないんですか』『時代劇をやって下さい』とよく声を掛けられるようになった」という。「時代劇は人間の情をより強く感じさせるものなのかもしれません」と実感していたところで今回の出演が決まり、「久々の時代劇ですが、それがあの『大江戸捜査網』でうれしく思っています。井坂十蔵は隠密同心唯一の武士なので、己の正義を貫く、日本人の魂をお見せできたらと思っています」と意気込みを語っている。

 山鹿達也プロデューサーは「いま、侍、剣豪役がハマる俳優が少ない中、立ち居振る舞い、殺陣、そして目力。幅広い層から支持を得ている村上さんは、寡黙でちょっとニヒルなところがある剣の達人・井坂十蔵はぴったり」と起用理由を説明。大河ドラマ『八重の桜』や連続テレビ小説『ゲゲゲの女房』(ともにNHK)を手がけた山本むつみ氏による今回の脚本では、「(伊坂に)親友との再会、悲劇や、同じ隠密同心との密かな恋のエピソードもありますので、村上さんの渋く重厚感ある演技にも注目していただきたい」と期待を寄せている。

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