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榮倉奈々主演、湊かなえ原作『Nのために』連ドラ化

 女優の榮倉奈々主演で、人気作家・湊かなえ氏“初のラブストリー”と話題になった『Nのために』が連続ドラマ化されることが17日、わかった。昨年1月期に放送された湊氏原作のドラマ『夜行観覧車』と同じTBS系金曜ドラマ枠(毎週金曜 後10:00)で10月より放送される。事件の鍵を握るNたちを窪田正孝賀来賢人小出恵介ら“朝ドラ”経験者が演じるほか、ドラマオリジナルキャラクターで三浦友和が出演する。

 湊作品の愛読者の一人という榮倉は、今作も一日で読み切ってしまっていたといい、「人間関係の複雑さに魅了され、そして、予想のできない展開に目が離せなくなりました。その世界に自分が入れるなんて、未だに信じられないほどうれしいです」と歓喜。ドラマでは高校生から32歳までを演じることになり、「純愛ミステリーということで、湊かなえワールドの愛を存分に感じたいと思います」と張り切っている。

 物語は、2004年、超高層マンションに住む野口夫妻が殺害される事件から始まる。現場に居合わせたのは20代の4人の男女。杉下希美(榮倉)、希美の高校時代の同級生・成瀬慎司(窪田)、被害者の夫と同じ商社に就職する安藤望(賀来)、被害者の妻に想いを寄せ“ある計画”を立て、野口夫妻殺害の罪で服役することになる西崎真人(小出)。タイトルにある「N」は登場人物たちの名前のイニシャルだ。

 『夜行観覧車』に続いて本作を手がける新井順子プロデューサーは「純愛のドキドキ感とミステリーのハラハラ感、この2つの要素を織り交ぜ、世代を問わずさまざまな方に楽しんでいただける作品に仕上げたいと思います」と意気込む。さらに、今回のドラマでは、小説で詳しく書かれていない「事件の10年後」になる現代の物語も展開する。そこで、新たに設けられたキャラクターが、三浦が演じる元警察官・高野茂だ。

 香川県青景島出身で島の駐在所に勤務していた高野は、定年退職してからも妻が巻き込まれた料亭「さざなみ」放火事件の犯人を追っていた。青景島出身の希美と成瀬を疑っているが、確証がなく、2人が野口夫妻殺人事件の現場にいたことを知り、関係者それぞれに近づいていく。

 新井プロデューサーは「Nたちがどのように出会い、誰を愛したために、殺人事件が起きてしまったのか? 事件に隠された真実を紐解いていくだけでなく、Nたちや彼らを取り巻く人々の人間模様も見どころです」とアピールする。

■原作者・湊かなえ氏のコメント

 『Nのために』は私の初のラブストリーです。とはいえ、主人公と相手が紆余曲折を経て両思いになり、めでたし、めでたし、といった話ではありません。それなら、私が書く意味がない。幸せが自分のことであるうちはたいした人生ではない、と私は思っています。自分よりも大切な人を持つ人が増えたら、世の中はもっと温かくなるのではないかとも思っています。登場人物は皆、それぞれのNのために行動します。誰が誰のNなのか、こういう愛のかたちがあったのかと、たくさんの人たちが自分の大切な人を思い浮かべながら、この物語を楽しんでくださることを心より願っています。究極の愛を貫いた、すべての謎を知ることができるのは、登場人物の誰でもなく、最初から最後まで見届けてくれた方のみですから!!



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  • 人気作家・湊かなえ氏の“純愛ミステリー”『Nのために』が榮倉奈々主演でドラマ化。TBS系で10月スタート
  • 10月スタートのTBS系ドラマ『Nのために』主な出演者(左から)小出恵介、窪田正孝、榮倉奈々、賀来賢人、三浦友和

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