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ニート生活から大躍進!! 第2のマツコ・下田美咲とは何者か?

 ほんの数年前までニート生活を送りながらも、自身でアップした“コール”動画が話題を呼び多くのバラエティ番組にも出演するなど注目を集める下田美咲。事務所にも所属せず全て自己発信で結果を残そうとする姿勢が同世代から共感を集めており、また自身の言葉で世相を切る様から第2のマツコ・デラックスの呼び声も高い。そんな彼女に話を聞いてみた。

話題沸騰中の下田美咲

話題沸騰中の下田美咲

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 下田美咲は13歳でスカウトされモデルとしてデビュー。その後、アーティストを目指しデビュー直前までこぎつけるも、自ら辞退し事務所も辞める。しばらくニート生活を送った後、出演、監督、編集など全て本人が行った動画をYou Tubeに投稿する動画プロジェクトを始動。瞬く間に総再生回数も100万回を突破し、その話題性からバラエティ番組『アウト×デラックス』や『ロンドンハーツ』にも出演。ゴールデンボンバーへの“偏愛”を熱く語り、ブログが炎上するなど、常にハレーションを起こしてきた。

■石の上にも3年なんて絶対しない方がいい

――下田さんは、自身がアップしたコールの動画がネットで話題になり、その流れからバラエティにも出演しました。実際に昨年は文字通りの急展開だったですよね?
【下田】そうですね。分かりやすく“参上”出来ましたね、世の中に。

――下田さんを見ていると、自分をどういう風に見せればいいのか? どうすれば需要が高まるか? という部分で非常に戦略的な方だなって思います。
【下田】動画をネットにアップしてしまったことで“王道”は無理だろうなって考えていたので、そこで万人受けという可能性を捨てられたんです。逆に退路を断つことで何やってもOKって気持ちに持って行けたんでしょうね。

――動画も瞬く間に100万PVを超えて。反響の返りも凄く早いですよね。
【下田】そうですね! 動画を始めて2ヶ月くらいで、映画館で流す動画を作ってほしいっていう依頼が来て。凄いスピード感だなって。だから、向いてることって、こんなに早く結果が出るんだなって正直思いましたね。下済み○年でやっと花開くものだ、という説を語る大人がよくいるけれど、ないと思いますそんなことは。

――ダメなものはダメだと(笑)。
【下田】だから、石の上にも3年なんて絶対しない方がいいし。例えば苦節10年で売れた人だったら、絶対に10年同じことをやって10年目に売れたワケじゃなく、年々変化させていったことで10年目に当たったワケで。

■今後も大人の意見を無視していかないと(笑)

――元々は読者モデルとして活動し、アーティストデビューも控えていたのを突然辞退して事務所も辞められたんですよね? そこからニート生活を経て、飲み会のコールの動画をきっかけにバラエティ番組にも出演したと。
【下田】もし、まだ現実に起きる前に、この1年に私の身に起きたことを理想として語ったとしたら「そんな活動じゃ絶対無理だよ、事務所に入って嫌な仕事もしないと」って誰もが言うと思うんですよ。実際ずっとそうだった世間は。でも、現実としてやりたいことだけで結果を出していくと「こういう道も、あり得るんだね」って言う。すごく軽はずみ。だから、今後も大人の意見を無視していかないとって思っています(笑)。

――でも、そんなこと言っても人一倍努力を惜しまない人だと思いますよ。
【下田】うーん(笑)。行動は惜しまないですね。上手くいくための努力は惜しまないというか……。私、嫌なこととか、納得のいかないことをすると、速攻で口の周りにヘルペスが出来るんですよね。最近は全身じん麻疹も出たし(笑)。

――嫌なことは体が拒否すると(笑)。
【下田】「この仕事、無理かも…」って思ったとたん、全身にバァーって。中学の頃に事務所に入っていたんですけど、じん麻疹が出るから辞めたんですよ。「次の仕事が決まりました」って言われるたびにじん麻疹が出てきたので(笑)。

■テレビ出演後のブログ炎上……クレーム処理が人間力の見せどころ

――最初に下田さんを意識したのが『アウト×デラックス』で。ゴールデンボンバーへの強烈な愛を表現していて「面白いなぁ」って。
【下田】あの時までは、私にはコアなファンしかいなかったんです。つまり、私のことを知ってる人と私のことを好きな人はイコールで、別に好きではないけど名前は知っているという人はいなかった。でも、テレビに出て「なるほどなぁ」って思って。

――ゴールデンボンバーのファンからクレームが来てブログが炎上したそうですね。
【下田】今までは普通に住所とか晒せたけど、ちょっと難しいなって思うようになったり、ゲリラでやっていたことも直ぐに通報されたり。だいぶ制限されるようになりましたね。でも、あれは全然後悔してなくて。炎上したことは、想定外の出来事でしたけど、ただ、クレーム処理って人間力の見せどころだなーという風には前々から思っていたので「きたか。よし、それでは」っていう思いは、すぐに沸きましたね。

――アンチを如何に自分側に引き込めるかということですか?
【下田】というより、私自身の真意をキチンと説明する機会をもらった感覚。訊かれなきゃ答える機会もない。だから、語るキッカケをありがとう、という気持ちで、アンチの方の意見にはとことん返答しましたね。

――で、その直後に『ロンハー』からもオファーが来ましたね。
【下田】そのときちょうど、親の車を改造した宣伝カーに乗って活動してたんですけど、たまたま宣伝カーの後ろにいたタクシーに乗っていたのがロンハーのスタッフさんで、「何、あの宣伝カー?」って思ったらしくすぐにオファーが来たんです。

――へぇ〜! 面白いもんですね〜。
【下田】本当に去年は、あの時あの行動をしなかったら次の展開は生まれなかったっていうことが凄く多かった。昨日まで何も決まっていなかったのに今日は劇的な変化が訪れてるってことがメチャクチャありましたね。

■私、早く余生に入りたいんです

――でも、下田さんを見ていると、生き急いでる感が半端ないですよね。だからこそ結果もすぐに出たんだと思うんですけど。
【下田】アハハハハ! 確かにそうですね(笑)。私、早く余生に入りたいんですよ。

――24歳でもう余生を考えてる(笑)。
【下田】だから遅咲きなんて嫌なんですよ。その分余生が遅くなるでしょ?

――確かに。なるべく若いときに余生モードに入りたいと(笑)。
【下田】そうです。一般的に「24歳で余生なんて早いよ」って思うかも知れないですけど、何ならもうちょっと余生に入ってる感はありますから。好きなことしかしてないし。とにかく、それまでが戦いでしたから。2、3年前までは「どうすればニート以上になれるのか?」って色々模索してきて、とりあえず下田美咲になれたということは、だいぶ前に進むことが出来たと思うので。
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