女優の竹内結子（34）が8日、都内で行われた舞台『君となら』初日開幕直前会見に出席。同作で初舞台に挑戦するという竹内は、「楽しいのと緊張しているので…」とそわそわし、あすに控えた初日に向けて「正直な気持ち、緊張している。怖さも正直ある」と不安を口にするも、「けいこで積み上げてきたものを出せるように、楽しいと思っていただける時間を提供したい」と意気込んだ。

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　同作は、1995年初演のホームコメディーで、作・演出は三谷幸喜（53）。竹内が演じる小磯家の長女・あゆみが、父親より年上の70歳の婚約者・ケニーを連れてきたことから始まるドタバタ劇で、竹内の妹・ふじみ役は、お笑いタレントのイモトアヤコ（28）が同じく舞台初挑戦で臨む。

　舞台デビューの女優を二人抱えた三谷は、「非常に手がかかりました」と笑わせ、「（将来）竹内さんは大竹しのぶさんになっているし、イモトさん泉ピン子さんになっている。新人女優の初舞台を観てもらいたい。演劇界の歴史的瞬間だ」とアピールした。

　三谷から「竹内さんと顔が違う姉妹」とイジられたイモトは、「気合すごく入っております。声量だけは誰にも負けないように頑張りますのでよろしくお願いします！」と大声であいさつ。劇中はトレードマークの太い眉毛は“封印”して出演するという。

　そのほか、草刈正雄（61）、木津誠之（41）、長野里美（52）、小林勝也（71）、長谷川朝晴（42）が出席した。同舞台は、9日から9月15日まで東京・パルコ劇場、9月17日から23日まで大阪・シアター・ドラマシティ、9月25日から28日は名古屋・名鉄ホールで公演される。