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水樹奈々、縦横無尽に“3D”飛行 のどの不調乗り越え国内最終公演

 声優で歌手の水樹奈々が3日、横浜スタジアムで全国ツアー『NANA MIZUKI LIVE FLIGHT 2014』の国内最終公演を行った。ツアー中に急性声帯炎などを発症し、3公演を中止する悔しさも味わった水樹は「歌うこと、みんなと笑顔でいられることは、なんて素敵でかけがえのないものなんだろうと身をもって感じました」と目をうるませたが、「水樹に涙は似合わない」と涙を吹き飛ばし、全27曲を熱唱した。

 「LIVE FLIGHT」のタイトルにちなみ、飛行機やワイヤーで横浜スタジアムを飛び回った水樹奈々(写真:上飯坂 一)

「LIVE FLIGHT」のタイトルにちなみ、飛行機やワイヤーで横浜スタジアムを飛び回った水樹奈々(写真:上飯坂 一)

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 オープニングではツアータイトル『LIVE FLIGHT』にちなみ、全長5.5メートル、幅6メートルの赤い飛行機「SUPERNAL077号」に乗った水樹が、ステージ上空に登場した。パイロットをイメージした衣装に身を包み「行くぜ、横浜!」と叫ぶと、スタジアムを埋め尽くした3万2000人の観客から大歓声が沸き起こった。

 最大の見どころとなったのは、「Vitalization -Aufwachen Form-」で見せた「3Dフライト」。“天使の翼を手に入れた”という設定の水樹が、世界的エンターテインメント集団「シルク・ドゥ・ソレイユ」でも使用されている特製ワイヤー装置を使用し、スタジアム上空15メートルの高さから歌いながらフライトした。

 横128メートル、縦70メートルの空間を縦横無尽に飛び回った水樹は「めちゃめちゃ気持ちよかった! 魔法少女って、こんな気持ちなのね!」とハイテンション。その勢いのまま「最高の夏の思い出、刻み込みましょう!」と呼びかけ、代表曲「ETERNAL BLAZE」、スタジアム中が大合唱となった「POWER GATE」など、クライマックスまで一気に駆け抜けた。

 ライブ中には、自身が主人公の声を務めるTVアニメ『クロスアンジュ 天使と竜の輪舞(ロンド)』の主題歌を、30枚目のシングル(タイトル未定)として10月15日に発売することを発表。さらに、来年1月17・18日の両日、さいたまスーパーアリーナで、自身初のアコースティックライブを開催することも報告し「これからもガンガン爆走し続けて、楽しい時間を作っていきます!」と、とびきりの笑顔で宣言した。

 本ツアーの追加公演は9月27日にシンガポール、10月4・5日に台湾で開催。シンガポール公演は、日本・台湾・香港・タイ・インドネシアでライブビューイングが行われる。

関連写真

  •  「LIVE FLIGHT」のタイトルにちなみ、飛行機やワイヤーで横浜スタジアムを飛び回った水樹奈々(写真:上飯坂 一)
  • のどの不調を乗り越え27曲を熱唱した水樹奈々(写真:上飯坂 一)
  • 「シルク・ドゥ・ソレイユ」でも使用されている特製ワイヤー装置で横128m、縦70mを縦横無尽に飛び回った(写真:上飯坂 一)
  • オープニングは赤い飛行機で登場した水樹奈々(写真:上飯坂 一)
  • 全国ツアー国内最終公演で3万2000人を熱狂させた水樹奈々(写真:上飯坂 一)
  • 全国ツアー国内最終公演で3万2000人を熱狂させた水樹奈々(写真:上飯坂 一)
  • 全国ツアー国内最終公演で3万2000人を熱狂させた水樹奈々(写真:上飯坂 一)

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