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中村蒼も髪バッサリ ドラマ版『永遠の0』「成長みせたい」

 俳優の中村蒼(23)が、来年放送されるテレビ東京開局50周年特別企画スペシャルドラマ『永遠の0』(放送日未定、3夜連続)に出演することが25日、わかった。向井理が演じる宮部久蔵が“ある約束”を託す大石賢一郎役(戦時中)を演じる。向井とは、映画『BECK』(2010年)以来の共演となり、中村は「緊張しています。少しでも成長している姿を見せられたら」と意気込んでいる。

テレビ東京開局50周年特別企画スペシャルドラマ『永遠の0』(2015年放送)大石賢一郎役として中村蒼が出演(C)テレビ東京

テレビ東京開局50周年特別企画スペシャルドラマ『永遠の0』(2015年放送)大石賢一郎役として中村蒼が出演(C)テレビ東京

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 2013年にV6・岡田准一主演で映画化もされた小説家・百田尚樹氏の同名小説(太田出版刊)をドラマ化。祖父の歴史を調べる孫の視点から、「臆病者」「卑怯者」と酷評される一方で、天才的な操縦技術を持っていた特攻隊員・宮部久蔵の真実の姿を探るべく、現代と過去を交錯させながら綴った原作により忠実な脚本で描く。

 大石は飛行予備学生として当時教官を務めていた宮部と出会い、訓練中に宮部を助けようとして重傷を負う。終戦間際に特攻隊員として宮部と再会し、互いの運命が大きく変わる重要な役どころ。先日、ゼロ戦搭乗中に重傷を負い、血まみれになりながら操縦する、緊迫したシーンの撮影に臨んだ中村は、「まだ数日しか参加してないんですけど、雰囲気はいいと思います。緊張感がちゃんとある」と手応えを明かす。

 宮部から「自分の命よりも大事な何か」を託された大石は生涯をかけてそれを全うする。中村は「自分たちの周りには守るべき存在がいるのだろうか? 守ってくれるような人はいるのか? そういうことを考えるのもすごくいいと思います。現代の人たちが自分のルーツを探すというのも、生きる上ですごく大切だと思うので、僕も自分の先祖が何をやっていたのか知りたいなと思いました」と作品の魅力を語っていた。

 同ドラマではほかに、宮部を「殺したいほど憎んでいる」凄腕のパイロット・景浦介山(戦時中)役で歌舞伎俳優の尾上松也の出演が発表されている。

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  • テレビ東京開局50周年特別企画スペシャルドラマ『永遠の0』(2015年放送)大石賢一郎役として中村蒼が出演(C)テレビ東京
  • ゼロ戦搭乗中に重傷を負うシーン(C)テレビ東京
  • 向井理との共演に「緊張」(C)テレビ東京

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