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【オリコン】上半期8年ぶりアルバム増 『アナ雪』サントラ旋風で

 オリコンは17日、2014年上半期の音楽ソフト(CDシングル・CDアルバム・音楽DVD・音楽Blu-ray Disc)の売り上げをまとめた市場レポートを発表した。総売上高は前年同期比98.9%の1449.1億円で、2年連続でマイナスとなった。

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 盤種別では、「アルバム」が前年同期比100.1%の779.7億円。微増ではあるが、上半期実績でアルバム売上が前年同期を上回ったのは2006年以来、実に8年ぶりとなった。上半期アルバム売上高1位の29.3億円を記録した『アナと雪の女王 オリジナル・サウンドトラック』(3月発売)、期間内に103.8万枚、25億円を売り上げたAKB48『次の足跡』(1月発売)の2作品が大きく貢献した。

 『アナと雪〜』サントラ盤の売上は、アニメ映画サントラ歴代1位の86.5万枚。映画のサントラが80万枚を超えたのは、1998年5/18付の『タイタニック』(1997年12月発売)以来16年1ヶ月ぶりという異例の大ヒットとなった。同作の日本語版主題歌「Let It Go〜ありのままで〜[Heartful ver.]」を収録したMay J.のアルバム『Heartful Song Covers』(3月発売)も6.5億円をセールスするなど、音楽界にも『アナ雪』旋風が吹き荒れた。

 「シングル」は、前年同期比93.2%の289.8億円と2年連続で減少。今期もAKB48がミリオンヒットを連発したものの、全体的には売上の縮小傾向が続いている。

 映像ソフトは、「DVD」が前年同期比87.8%の250.9億円と2桁減となった一方で、Blu-ray Disc(以下BD)が前年同期比143.5%の128.7億円と大幅増。DVD・BDの売上高を合計した「音楽映像ソフト」市場は前年同期比101.1%の379.6億円となった。

 期間内に40.8億円を売り上げた『ARASHI アラフェス’13 NATIONAL STADIUM 2013』(5月発売)が、のライブ映像作品としては初めてBDでもリリースされるなど、DVDからBDへの移行はさらに加速しそうだ。


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