人気グループ・SMAPが総合司会を務めるフジテレビ系特番『FNSの日　27時間テレビ』（26日　後6：30〜27日　後8：54）のCM・ポスターが公開された。メンバー5人は、テレビという武器を手にしたヒーロー“TELEVIMAN”に扮し、特殊メイクによるスキンヘッドにマントをたなびかせて登場。草なぎ剛は「すごく斬新で面白い。真っ正面で勝負している感じ。みんな格好良いから似合ってる」と自画自賛している。

　番組タイトルは「武器はテレビ。FNS×SMAP　27時間テレビ」。今回のコンセプトを生み出し、CMの企画と、ポスターを含めたすべてのクリエイティブディレクションを担当したCMプランナーの権八成裕氏は、「SMAPが、フジテレビが、FNSが、それぞれ初心に帰り、エンターテインメントを届けるという意味、決意が込められている」と説明する。

　CMの演出は、現在、公開中の映画『渇き。』が大反響を呼んでいる中島哲也氏が手がけた。今回は、4日間にわたり、人々が賑わう繁華街や、ビルの屋上、駅のホームなど都内各所で撮影。都会に生きる人々の孤独を臨場感たっぷりに描いた15秒、2パターンのCMを完成させた。

　スキンヘッドの特殊メイクに1時間半、準備に約2時間かかり、元の状態に戻すのに同じ時間がかかる大仕事となったが、木村拓哉は「27時間テレビのCMだけのためにここまで大がかりなことをやっていただけたらやはりスイッチが入りますよね」と、本番に向けて気持ちを高ぶらせていた。

　稲垣吾郎も「いろいろなメディアが生まれテレビに元気がないと言われる時代ですが、僕たちはやっぱりテレビに育てられたのでそこは元気であってほしい。だからこそ力になりたいし盛り上げていきたい」と意気込みを語っていた。

　ポスター制作にも国内外で活躍する一流のクリエイターを起用。撮影は写真家・操上和美氏、アートディレクターは佐野研二郎氏が務めた。5ショットと各メンバーの1ショット、2バージョンある。

　同CMは本日（17日）から番組開始まで放送。ポスターは同日から青山、六本木、赤坂、渋谷、新宿など都内各所の看板、21日から交通広告にも掲示される (場所によって掲示期間は異なる)。