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ディズニー史上初 新作ストーリーを“漫画”で先行公開

 ディズニー・アニメーション映画の新作『ベイマックス』(12月20日公開)が、日本で漫画化されることが14日、わかった。映画本編の前日譚を描く“エピソード0” が『週刊少年マガジン36・37合併号』(8月6日発売)に掲載された後、『マガジンSPECIAL』9号(8月20日発売)より新連載がスタートする。これまで『塔の上のラプンツェル』や『ウォーリー』、実写では『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズなどが単発で漫画化されることはあったが、世界に先駆けストーリーが解禁となる漫画連載は、ディズニーの長い歴史の中でも史上初の試みとなる。

ディズニー・アニメ映画の新作『ベイマックス』(12月20日公開)が日本で漫画化、連載が決定。作画を担当するのは『ファイ・ブレイン 最期のパズル』などの上野春生氏

ディズニー・アニメ映画の新作『ベイマックス』(12月20日公開)が日本で漫画化、連載が決定。作画を担当するのは『ファイ・ブレイン 最期のパズル』などの上野春生氏

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 同映画は、サンフランシスコと東京を融合して作られた架空都市「サンフランソウキョウ」を舞台に、唯一にして最愛の存在であった兄タダシを謎の事故で亡くしてしまったひとりぼっちの少年ヒロと、心とカラダを守るために作られたケア・ロボットの“ベイマックス”が繰り広げる感動アドベンチャー。

 ベイマックスは白くて丸く風船のように膨らむ柔らかボディで、その顔は日本の鈴を参考にデザインされた。劇中に登場する街並みや建物の外観、漢字の看板など、細部にわたって日本的な要素が盛り込まれている。そんな作品だけに、同作を手がけたドン・ホール監督は「日本にインスパイアされた『ベイマックス』を、漫画を通して世界に伝えたかった」と、製作当初からの念願だったことを明かしている。

 マンガ版『ベイマックス』を手がけるのは、『週刊少年マガジン』で連載された『ファイ・ブレイン 最期のパズル』の作画を担当した上野春生氏。編集担当者は、同作で描かれる兄弟愛を最も重要なテーマと感じ、「兄の意思を引き継いだ人間ではないベイマックスの繊細な愛情表現を描けるのは上野先生しかいない」と太鼓判を押す。

 「子供の頃から誕生日と言えばディズニーのプレゼントをもらえる日!というくらいディズニーが好き」という上野氏は、願ってもない依頼に「ディズニーの漫画が描けるという夢のような話に考える前に口が勝手に返答していた」と意欲十分。「ベイマックスは可愛くて美味しそうなフォルムで子供たちからお年寄りまで親しみやすいキャラクター。漫画版の読者の方にも親しんでもらえたらうれしい」と期待を寄せた。

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  • ディズニー・アニメ映画の新作『ベイマックス』(12月20日公開)(C) 2014 Disney. All Rights Reserved.

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