日本テレビ系「金曜ロードSHOW！」枠で11日に放送された宮崎駿監督作品『となりのトトロ』（1988年）の番組平均視聴率が19.4％だったことが14日、わかった。瞬間最高視聴率は23.7％（22時9分、22時10分）。視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区。

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　19日公開のスタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』に合わせて、同枠で「夏はジブリ！」と題し、3週連続でジブリ作品を放送。第1弾として4日に『もののけ姫』（1997年）が放送され、平均視聴率21.9％を記録。今回も引き続き高視聴率を記録し、いまだ衰えぬ宮崎監督作品の人気ぶりを証明した。

　『となりのトトロ』は小学6年生のしっかり者の姉・サツキと、自由奔放な4歳の妹・メイが、引っ越してきたばかりの田舎で“へんないきもの”と遭遇し、大冒険を繰り広げる物語。今回で14回目の放送となった。

　第3弾として18日には『思い出のマーニー』を手がける米林宏昌監督の映画監督デビュー作『借りぐらしのアリエッティ』（2010年）を放送。古い一軒家の床下で“借りぐらし”をしている小人の少女の初恋と冒険を描いた青春グラフィティ。

　最新作『思い出のマーニー』は、英国の作家ジョージ・G・ロビンソンによる同名児童文学を原作にしたファンタジー作品。北海道の海辺の村にある湿地と、誰も住んでいない湿っ地屋敷を舞台に、心を閉ざした少女・杏奈が謎の少女・マーニーとのひと夏の交流を通して成長していく様を描く。