ストレスによる免疫力低下で体調を崩し、2010年10月から活動休止中の歌手・中森明菜（48）が、4年ぶりとなる新曲を完成させたことが9日、わかった。3曲の新曲は、デビュー曲から最新曲までを網羅した初のベスト盤2枚（8月6日同時発売）に収録され、キャリア32年の集大成アルバムに自ら華を添える。

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　所属レコード会社ユニバーサルミュージックによると、新曲3曲の制作は「本人の体調を見ながら慎重に」進められた。

　デビュー曲「スローモーション」（1982年5月）から48作のシングルの中から選りすぐったベスト盤『オールタイム・ベスト -オリジナル-』には、美しいメロディーラインが印象的なミディアムテンポの新曲「SWEET RAIN」を収録。

　定評のあるカバー曲を集めた『オールタイム・ベスト -歌姫（カヴァー）-』には、新たにレコーディングされた「恋の奴隷」（奥村チヨ）、「男と女のお話」（日吉ミミ）のカバー2曲を収録。中森ならではの表現力で名曲に新しい命を吹き込んだ。

　先月には直筆コメントで「本当いいよっ　いいアルバム――（ハート）」とアピールした中森。自信作を引っさげた歌姫の完全復活に期待が高まる。

■中森明菜の歴代人気曲を一挙配信（10日正午より）
http://gyao.yahoo.co.jp/p/00101/v08909/