ORICON NEWS

スピッツ、単独初武道館で解散説一蹴 草野「活動休止もない」

 ロックバンド・スピッツが9日、結成27年、デビュー23年で単独では初の東京・日本武道館公演を行った。かつて「武道館では絶対にライブをやらない」と公言していたことから、ファンの間では解散説が広がっていたが、ベースの田村明浩は「武道館でやるからって解散するわけじゃない。くどいようだけど、解散しないから」とうわさを一蹴。ボーカルの草野マサムネも「活動休止もない」と強調し、8500人の観客を安心させた。

解散説を一蹴したスピッツの草野マサムネ (C)JUNJI NAITO

解散説を一蹴したスピッツの草野マサムネ (C)JUNJI NAITO

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


 草野は、冒頭のMCで『SPITZ THE GREAT JAMBOREE 2014 “FESTIVARENA”』のタイトルと元BOΦWYの氷室京介が初武道館公演で放った名言をひっかけて、「フェスティバリーナへようこそ」とあいさつ。「武道館は特別な感じがあります」と会場を見渡すと、「きのうはなぜかウチにあったTOKIOの武道館ライブDVDを観た」と“予習”したことを明かし、「きょうは長瀬(智也)くんというより、城島(茂)くんの気持ちでいってみようかと」とおどけた。

 「1987年の、きょう7月9日くらいにちょうど結成されて、27歳になりました」(草野)と報告したスピッツは、15日スタートのフジテレビ系ドラマ『あすなろ三三七拍子』(毎週火曜 後9:00)主題歌に起用された19年前の名曲「愛のことば」(95年)をはじめ、「涙キラリ☆」(同)、「エンドロールには早すぎる」(13年)、「野生のポルカ」(同)など新旧ヒット曲を惜しみなく披露した。

 かつての「武道館ではやらない」発言について草野は、「深い理由があったわけじゃなくて、若い頃、“目指せ武道館!”みたいな感じがあって、俺らあまのじゃくだから、“別に目指してないし”みたいになって」と回顧。「でも、やっと立てたっていうのも、いかしてるんじゃないかな」と話すと、観客からは割れんばかりの拍手が送られ、「初めて武道館でやらせてもらって、新たなスタートに続けていきたいと思います」と決意を新たにしていた。

 同所ではあす10日および31日、8月1日と4日間公演が行われる。

関連写真

  • 解散説を一蹴したスピッツの草野マサムネ (C)JUNJI NAITO
  • 新旧ヒット曲を惜しみなく披露した (C)JUNJI NAITO
  • 初の東京・日本武道館公演『SPITZ THE GREAT JAMBOREE 2014 “FESTIVARENA”』を行ったスピッツの崎山龍男 (C)JUNJI NAITO
  • 初の東京・日本武道館公演『SPITZ THE GREAT JAMBOREE 2014 “FESTIVARENA”』を行ったスピッツの三輪テツヤ (C)JUNJI NAITO
  • 初の東京・日本武道館公演『SPITZ THE GREAT JAMBOREE 2014 “FESTIVARENA”』を行ったスピッツの田村明浩 (C)JUNJI NAITO

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索