女優・吉高由里子が主演するNHK連続テレビ小説『花子とアン』（月〜土　前8：00　総合ほか）。吉高演じるヒロイン・はなの“道ならぬ恋”を描き、番組最高視聴率記録を25.2％（7月3日放送、ビデオリサーチ調べ、関東地区）に伸ばすなど視聴率も好調だ。そんな中、“道ならぬ恋”のお相手・村岡英治（鈴木亮平）とはなの“結婚写真”が公開された。

　東京の女学校を卒業後、故郷・甲府で小学校の先生になったはなは、生徒たちを教えながら書き上げた童話が出版されたのをきっかけに東京に戻り、出版社で編集と翻訳の仕事を始める。そこで女学校時代に出会った印刷会社の息子・英治と再会。これが二人に“パルピテーション（恋のときめき）の嵐”をもたらすも、英治には妻がいたことがわかり、はなは大ショック。はなは仕事で大失敗をやらかしたり、英治は病気の妻から離縁を持ちだされたり、二人にとってつらい日々が続く。

　しかし、二人の思いは結実する。英治ははなにプロポーズし、来週、はなの故郷・甲府で結婚を誓いあうことに。結婚式は、第16週「あなたがいる限り」第92回（15日放送）で描かれる。

　安東はなから結婚を機に村岡花子に名前を変えるヒロインの新たな門出によせて、吉高は「結婚式の撮影は、とにかくみんなの笑顔が思い出です。安東家と村岡家がこれだけそろうのは、これが初めて。笑顔の絶えない、楽しい撮影になりました」と振り返り、今後の見どころについて「時代は震災、戦争へと突入しますが、苦難を乗り越え、夢を実現させていく二人の姿から、明日へつながる力を感じていただけたらうれしい」と語った。

　また、英治役の鈴木は「結婚することの重みと責任を感じる撮影になった」とかみしめ、吉高演じる美しい花子の花嫁姿を見て「一生をかけて花子さんを愛していこうと決意しました」と熱烈。「いくつになっても相手への恋心を忘れない、パルピテーションをずっと感じ合っている夫婦の姿を楽しんで見ていただければ」と今後の展開に期待を寄せた。