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宮崎駿人気健在!『もののけ姫』平均視聴率21.9% 最高は25.6%

 スタジオジブリ最新作『思い出のマーニー』が19日に公開されるのにあわせて、日本テレビ系「金曜ロードSHOW!」枠で「夏はジブリ!」と題し、3週連続でジブリ作品を放送。その第1弾として4日、宮崎駿監督作品『もののけ姫』(1997年)が放送され、番組平均視聴率21.9%を記録したことが7日、わかった。最高視聴率は23時16分、23時17分、23時28分で記録した25.6%で、改めてジブリ作品の、そして宮崎駿監督作品の人気高さが伺える。視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区。

1997年の宮崎駿監督作品『もののけ姫』  (C) 1997 二馬力・GND

1997年の宮崎駿監督作品『もののけ姫』  (C) 1997 二馬力・GND

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 『もののけ姫』は、昨年、長編アニメーション映画から引退宣言した宮崎監督が「生きる」ことの素晴らしさを真正面から描いた感動大作。テレビ放送は今回が8回目。

 運命のいたずらで自然を破壊する人々と森の神々との戦いに巻き込まれることになった青年・アシタカと、森の犬神に育てられた強く美しい少女・サン。二人が出会い、心を通わせていく過程を描く人間ドラマを縦軸に、森の美しさと自然の過酷さ、神々の優しさと残酷さ、生と死とを浮かび上がらせる。石田ゆり子や田中裕子、小林薫に森光子、森繁久彌らが出演し、宮崎駿の名を世界中にとどろかせた作品でもあった。

 第2弾は11日、宮崎駿監督の大人気作『となりのトトロ』(1988年)を放送。小学6年生のしっかり者の姉・サツキと、自由奔放な4歳の妹・メイが、引っ越してきたばかりの田舎で“へんないきもの”と遭遇し、大冒険を繰り広げる物語。

 第3弾は18日、『思い出のマーニー』を手がける米林宏昌監督の映画監督デビュー作『借りぐらしのアリエッティ』(2010年)が放送される。古い一軒家の床下で“借りぐらし”をしている小人の少女の初恋と冒険を描いた青春グラフィティ。

 最新作『思い出のマーニー』は、英国の作家ジョージ・G・ロビンソンによる同名児童文学を原作にしたファンタジー作品。北海道の海辺の村にある湿地と、誰も住んでいない湿っ地屋敷を舞台に、心を閉ざした少女・杏奈が謎の少女・マーニーとのひと夏の交流を通して成長していく様を描く。

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