ORICON NEWS

大島優子「AKB48は私の宝物」 最後は「ヘビロテ」熱唱

 AKB48大島優子(25)が9日、東京・秋葉原のAKB48劇場で卒業公演を行い、2006年4月1日の劇場デビューから8年2ヶ月におよぶグループでの活動に幕を下ろした。同期の宮澤佐江や同い年の小嶋陽菜らのメッセージに涙、涙。最後は「皆さんがプレゼントしてくれた曲です。この曲のおかげで羽ばたけました」と感謝し、『第2回AKB48選抜総選挙』でセンターに選ばれた際のシングル曲「ヘビーローテーション」を熱唱した。

AKB48を卒業した大島優子(写真=9日・AKB48劇場にて撮影) (C)AKS

AKB48を卒業した大島優子(写真=9日・AKB48劇場にて撮影) (C)AKS

写真ページを見る

【写真】その他の写真を見る


◇大島、卒業あいさつ全文

 私たちAKB48はこの狭い劇場から始まりました。250人というキャパで、私は1期生ではなく2期生として活動してきて、1期生は250人のキャパを埋め尽くすことがきませんでした。そして、どんどん人が増えていって、みんなが応援してくれるようになって、“会いにいけるアイドル”というコンセプトが次第に広がっていきました。

 アキバ系アイドルとして始まった私たちがきのう味の素スタジアムという7万人の大きな会場を埋め尽くして、それは本当に夢のような出来事で。私たちは未だにここ、秋葉原の48シアターで活動しているので、きのうは7万人の前で歌っていたのはきょうは250人の前で歌っていて、とっても狭く感じるけれどこの狭い空間が私・AKB48の大島の原点です。ここで踊れなくなる、通えなくなることが一番悲しくて寂しいです。

 ここには思い出がたくさん詰まっていて、みんなの笑顔と汗と楽屋の狭さと汚さと空気の悪さと、いろいろあるんですけれど、本当にここから出発できてよかったなと思います。

 小さな夢が大きな夢に変わって、今はその大きな夢を背負って出発しようとしているんですけれど、今は200何十人が48グループにいて。みんなの夢が寄り添って、一つひとつ頑張って形にしていこうとしたらこんなに大きな家族になりました。

 そして応援してくれる皆さん、皆さんの力があってAKBは8年半ここまでこれました。もうすぐで10年になります。あそこに2本の柱があるのですが、(柱に巻かれたテープを指さしながら)今8枚あって、あと2枚で10本になります。あと2枚増えるのが楽しみです。それまでみんながずっと劇場公演しているって思うと、ここに来れなくても7時くらいになると今みんな公演やっているんだなって、みんなの残像が頭に浮かぶと思います。

 普通の女の子だった私たちを見つけて応援してくれた皆さん、本当にありがとうございます。普通の女の子が大きな夢を持ってもいいんですよね? その勇気を与えてくれて、ありがとうございます。私の能力はまだまだ全然足りないところがありますが、この8年で培ってきたものを自信に、しっかり自分の足元を見て歩いて行きたいと思います。

 ここに来れていない全国のファンの皆さん、今後もAKB48、私、大島優子、そしてここから旅立っていった卒業生たちの応援をよろしくお願いします。

 AKB48は私の宝物です。本当にAKB48の大島優子をありがとうございました。今後もよろしくお願いします。

⇒【写真特集】フライングにも挑戦!優子、念願の卒業セレモニー

関連写真

  • AKB48を卒業した大島優子(写真=9日・AKB48劇場にて撮影) (C)AKS
  • 壁に卒業メッセージを書き込む優子 (C)AKS
  • 最後の劇場公演の模様 (C)AKS
  • 壁に卒業メッセージを書き込む大島優子 (C)AKS
  • AKB48としてファンとの最後の交流を楽しんだ大島優子 (C)AKS
  • AKB48としてファンとの最後の交流を楽しんだ大島優子 (C)AKS
  • 壁に卒業メッセージを書き込んだ大島優子 (C)AKS
  • AKB48大島優子 最後の劇場公演の模様 (C)AKS
  • AKB48大島優子 最後の劇場公演の模様 (C)AKS
  • AKB48大島優子 最後の劇場公演の模様 (C)AKS
  • AKB48大島優子 最後の劇場公演の模様 (C)AKS

オリコントピックス

あなたにおすすめの記事

メニューを閉じる

 を検索