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上野樹里、表情の演技に高評価〜TVドラマイメージ調査

 4月期の連続TVドラマについて、主演のイメージ調査を実施。今期の役を機に、「印象/イメー
ジ」について、視聴者の意識の変化を調査した。

主演俳優別「印象/イメージ」が変わったポイント

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■「表情とセリフ」で+αの一面を訴求

 4月期ドラマのプライムタイム枠、深夜枠の12作品を対象に、主演のイメージ調査を実施した。

 今期で視聴者がもっともイメージが変わったと感じている俳優は、『アリスの棘』の上野樹里だった。ドラマ、映画と大ヒットした「のだめカンタービレ」(06〜10年)シリーズで見せた天真爛漫なイメージが視聴者に印象深く残っているためか、「のだめ役」と比較したコメントが多かった。上野は「のだめ〜」以降、大河ドラマ『江〜姫たちの戦国〜』(11年、NHK)や、映画『陽だまりの彼女』(13年)など多様な作品に出演しているが、今作での復讐を企むクールで冷たい役どころが視聴者に与えたインパクトは大きく、女優としての新たな一面を提示することに成功した。

「印象/イメージ」が変わったポイントについては、イメージが変わったと答えた視聴者の約8
割が演技力を高く評価しており、「相手を見つめる表情が印象的だった」(40代女性/東京)、「強い目つきをする演技に驚いた」(40代女性/大阪)と目の表情に言及するコメントが多数を占めた。また、『ファースト・クラス』の沢尻エリカの演技も評価が高く、「泣いてしまうシーンに感動した」(20代女性/千葉)「泣くシーンに一生懸命さが伝わった」(20代女性/岩手)と、涙を見せるシーンに好印象が寄せられている。

 一方、『花咲舞〜』の杏と『極悪がんぼ』の尾野真千子は、2人ともNHK連続テレビ小説出身ということもあってか、「真面目」「優等生」というイメージが強かったようだが、役柄に合った自然な演技が、「明るい」「親しみやすい」と大好評。杏の決め台詞や時折見せる変顔、尾野の広島弁や“メンチ切り”で、これまでのイメージを打ち破る新たな境地を開いたと言えそうだ。
(ORIGINAL CONFIDENCE 14年6月9日号掲載)

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