松竹は23日、都内で『歌舞伎座』記者会見(日本記者クラブ主催)を開き、再開館から1年経った歌舞伎座について、昨年4月2日から今年3月末までの有料入場者数が132万1484人だったと発表した。 松竹の迫本淳一社長は、「再開館前には110万人の動員を目指したいと言っていたけれど、達成することができた。本当にありがたいことです」と感謝。「再開館にあたり、先輩たちが築いてきた歌舞伎の芸術性を継承する一方で、少しでも多くの方にご覧いただけるように歌舞伎の敷居を低くしてバリアフリー化をした効果も多かった。新設した木挽町広場、歌舞伎座ギャラリーも来場者数増加につながったと思う」と分析した。
2014/05/23