若手の実力派俳優として知られ、映画、舞台、ドラマと活躍中の松坂桃李。主演のみならず、懐の深い演技でヒロインをしっかりと支える役どころにも定評のある松坂が、『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』では、綾瀬はるか演じるヒロインの頼もしい相棒を好演している。
これまでにも樹木希林や竹内結子、堀北真希らが扮するヒロインたちを、時に繊細に、時に力強く支えてきた松坂。ヒーローを演じるときと比べて、支える側の役では現場での居方などに違いはあるのだろうか。
「自分のなかではそれほど意識しているつもりはありませんが、相手の女優さんの今まで見たことのない表情やニュアンス、空気感が出ると楽しいなという個人的な思いは、胸に秘めています。ただ、そういう部分を引き出したくて現場にいるのではなく、あくまで役として、結果的にそうなっていたらいいなという程度ですが」
2009年に『侍戦隊シンケンジャー』で俳優デビューして以来、休むことなく第一線で活躍を続ける。そんな松坂の俳優という職業の捉え方とは。
「観てくださる方に感動を与えたり、何らかのメッセージを伝える役割が多くを占める職業ではありますが、個人的には、つながりの仕事だと思っています。さまざまな人と出会い、つながり、再会するなかで、いろいろな刺激を受け、豊かになっている実感があります。役を通して、もうひとつの人生を体験できる魅力的な職業でもありますね。今回(『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』では)、演じる小笠原の人となりを考えるうえで、記者としての探究心をひとつのキーワードとして捉えたのですが、(探究心は)俳優にとっても大事な資質だと思います。感受性も大切ですね。アンテナを張って、いろいろなところに興味を持ち、心の間口を大きく開いて、喜怒哀楽の感情を多面的に膨らませる。心の潤いがお芝居につながる部分は大きいと、最近よく感じます」
◆松坂桃李インタビュー『いつも胸に秘めている個人的な想い』
これまでにも樹木希林や竹内結子、堀北真希らが扮するヒロインたちを、時に繊細に、時に力強く支えてきた松坂。ヒーローを演じるときと比べて、支える側の役では現場での居方などに違いはあるのだろうか。
「自分のなかではそれほど意識しているつもりはありませんが、相手の女優さんの今まで見たことのない表情やニュアンス、空気感が出ると楽しいなという個人的な思いは、胸に秘めています。ただ、そういう部分を引き出したくて現場にいるのではなく、あくまで役として、結果的にそうなっていたらいいなという程度ですが」
2009年に『侍戦隊シンケンジャー』で俳優デビューして以来、休むことなく第一線で活躍を続ける。そんな松坂の俳優という職業の捉え方とは。
「観てくださる方に感動を与えたり、何らかのメッセージを伝える役割が多くを占める職業ではありますが、個人的には、つながりの仕事だと思っています。さまざまな人と出会い、つながり、再会するなかで、いろいろな刺激を受け、豊かになっている実感があります。役を通して、もうひとつの人生を体験できる魅力的な職業でもありますね。今回(『万能鑑定士Q -モナ・リザの瞳-』では)、演じる小笠原の人となりを考えるうえで、記者としての探究心をひとつのキーワードとして捉えたのですが、(探究心は)俳優にとっても大事な資質だと思います。感受性も大切ですね。アンテナを張って、いろいろなところに興味を持ち、心の間口を大きく開いて、喜怒哀楽の感情を多面的に膨らませる。心の潤いがお芝居につながる部分は大きいと、最近よく感じます」
◆松坂桃李インタビュー『いつも胸に秘めている個人的な想い』
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2014/05/24