HKT48のチームKIV（ケーフォー）が8日、福岡・博多のHKT48劇場で旗揚げ公演『シアターの女神』を行った。

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　今年1月の結成発表直後の大組閣により劇場での始動が遅れ、4ヶ月越しで初日を迎えたキャプテンの多田愛佳（19）は「よくも悪くもすべて私の責任なので、（チームをよくするために）皆さんのご意見お待ちしています」と責任感あふれるあいさつ。副キャプテンの宮脇咲良（16）は「みんなが“シアターの女神”になるような公演にしたい」と公演名になぞらえて抱負を語った。

　SKE48チームEを兼任する木本花音（16）は、同公演でHKT48劇場デビュー。ダンスに定評のあるSKE仕込みのスキルを発揮し、先輩グループのメンバーとしての貫禄を示すと「きょうは皆さんと楽しい公演が作れるんじゃないかなと、すごくワクワクしています」と話し、新たなホームの観客から大きな歓声が送られた。

　組閣でNMB48チームN兼任となった村重杏奈（15）は、先月30日にチームN公演の初日を迎えたばかりとあり、なかなかチームKIVのレッスンに参加できず「チームメイトの伊藤来笑に立ち位置などを教えてもらっていた」と告白。多田が「村重は知らないかもしれないけど」と切り出し、村重に教えるために伊藤が遅くまで残って立ち位置やダンスなどを練習していたことを伝えると、元気印の村重が思わず涙ぐむ一幕もあった。

　アンコールでは、オリジナル公演の演目「チームB推し」をアレンジした「チームKIV推し」を披露。メンバーも観客も一体になって盛り上がると、多田は「もし今日、アンコールがかからなかったらどうしようって思ってて…」と本音と涙をポロリ。「初めてのキャプテンですごく不安だったんですけど、ファンの皆さんやスタッフさんやそしてメンバーのおかげで初日を大成功することができました」と感謝しきりだった。

　兼任デビューとなった木本も「HKT最高です！　ファンの皆さんもすごく温かくて兼任になれて本当に良かったなって心の底から思いました」と晴れやかな笑顔を見せた。

　チームKIV旗揚げ公演は、今田美奈・伊藤来笑・岩花詩乃・植木南央・多田愛佳・岡田栞奈・木本花音・草場愛・熊沢世莉奈・後藤泉・下野由貴・田中優香・冨吉明日香・朝長美桜・深川舞子・渕上舞・宮脇咲良・村重杏奈・本村碧唯・森保まどかの全20人が出演。前座は研究生の荒巻美咲が務めたが、今後は日替わりで研究生1人が登場する。

■チームKIV『シアターの女神』公演セットリスト
前座　ロマンスかくれんぼ（研究生1人）
00. overture
01. 勇気のハンマー
02. 隕石の確率
03. 愛のストリッパー
04. シアターの女神
05. 初恋よ こんにちは（植木・田中・朝長）
06. 嵐の夜には（今田・多田・岡田・村重）
07. キャンディー（熊沢・宮脇・本村）
08. ロッカールームボーイ（木本・後藤・下野・冨吉・渕上）
09. 夜風の仕業（森保）
10. 100メートルコンビニ
11. 好き 好き 好き
12. サヨナラのカナシバリ
13. 潮風の招待状
【アンコール】
14. オネストマン
15. チームKIV推し
16. 僕たちの紙飛行機