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北海道ローカルで昨年11月に放送されたHTB北海道テレビ制作のドキュメンタリー番組『氷の島のメッセージ〜グリーンランド 温暖化の最前線から』が、NHK・Eテレで5月24日(後3:00〜3:50予定)に全国放送される。民放地方局の番組がNHKで放送されることは極めて珍しい事例だ。 番組の舞台となる北極海に面した世界最大の島・グリーンランドは、日本の約6倍ある国土のほとんどが分厚い氷床や氷河で覆われた「氷の島」。この氷が近年、すさまじい規模とスピードで減少しており、地球温暖化の影響が疑われている。北極は気候変動の影響が地球上で最も顕著に現れる地域とされており、文部科学省は国立極地研究所をはじめ国内35機関の連携のもと、2011年度から5ヶ年計画で大規模な観測研究事業を行っている。

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  • グリーンランド北西部・北緯78度にあるボードイン氷河の末端部分。氷河の厚さは約300メートルあり9割は海面下に沈む。 近年、氷河の流動速度が速くなって多くの氷が海に流出していることがわかった(C)HTB
  • ボードイン氷河の上に神秘的な青い池が点在しているが、その正体は「氷河が解けた水」だ(C)HTB
  • 「世界最北の村」シオラパルクに40年暮らす日本人の猟師、大島育雄さん。1990年代以降、海氷の張り方が悪くなるなど気候変動の影響を肌で感じている(C)HTB
  • HTB北海道テレビ制作のドキュメンタリー番組『氷の島のメッセージ〜グリーンランド 温暖化の最前線から』NHK・Eテレで5月24日放送。写真は取材班が同行した北海道大学低温科学研究所のチーム。ヘリコプターを使って内陸部のグリーンランド氷床の観測も行った。(C)HTB
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