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小栗旬主演『BORDER』第4話12.0% 同時間帯の『MOZU』抜く

 5月1日にテレビ朝日系放送された小栗旬主演のドラマ『BORDER』(毎週木曜 後9:00)第4話の平均視聴率が12.0%だったことが2日、わかった。第1話=9.7%、第2話=9.7%、第3話=10.1%と右肩上がりに上昇。同じ時間帯に放送されているTBS系ドラマ『MOZU Season1 〜百舌の叫ぶ夜〜』(第4話=10.3%)の視聴率を初めて上回った。視聴率はすべてビデオリサーチ調べ、関東地区。

視聴率を上げている小栗旬主演のドラマ『BORDER』(C)テレビ朝日

視聴率を上げている小栗旬主演のドラマ『BORDER』(C)テレビ朝日

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 『BORDER』は、直木賞受賞小説『GO』や『SP 警視庁警備部警護課第四係』など大ヒット映像作品の原案・脚本を手がけた金城一紀氏による完全書下ろし作品。小栗演じる主人公の刑事・石川安吾が、“死者と対話できる”特殊能力を持っているという斬新な設定が、徐々に視聴者に浸透しつつあるようだ。

 構想当初から石川のキャラクターは小栗のイメージで作られており、特別検視官に波瑠、殺人犯捜査第4係班長に遠藤憲一、同僚刑事として青木崇高、情報屋に古田新太、便利屋に滝藤賢一、ハッカーの二人組に野間口徹浜野謙太らが出演し、個性的なキャラクターとの相乗効果も生まれている。演出を担当する波多野貴文氏(金城氏原作の『SP THE MOTION PICTURE』で映画監督デビュー)は「やったぜー『物語の力』!」とツイッターで手応えを表していた。石川の頭の中の弾丸と“実験的”な作品の行く末が注目される。

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