5月9日より全国公開される『ルパン三世 カリオストロの城 デジタルリマスター版』。1979年に初上映されてから35年。最先端技術によるデジタルリマスター化で、当時の鮮やかな色と音が復活するのに伴い、公開当時のチラシも復刻。1万枚限定で劇場来場者特典として配布されることが決まった。

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　当時のオリジナリティを尊重し、通常のチラシの2倍のB4サイズ、文章、デザインすべてをそのまま再現されたレアアイテム。表面はクラリスを抱えたルパンを中心に、次元、五エ門、不二子、銭形警部といったおなじみのメンバー、さらに宿敵カリオストロ伯爵が描かれたクールなイラスト。

　裏面は、物語の舞台となるカリオストロ公国の地図やキャラクターの紹介などのイラストを交えつつ、ストーリーや見どころをB4サイズ余すとこなくぎっしり解説。「古城を守る恐怖の仕掛けを、アッと驚くアイディアで次から次へと突破していくところなんぞ、さすがルパン！　拍手喝采モンだ」といった公開当時の空気感が伝わる独特の言い回しなど、読み応え十分だ。

　同作は、モンキー・パンチ氏の漫画原作、『千と千尋の神隠し』『風立ちぬ』などの宮崎駿監督の監督第1作としても知られる日本アニメ史に残る不朽の名作。謎に包まれたカリオストロ公国の古城を舞台に、国に隠された大きな秘密を追いかけ、王女クラリスを救い出すべくルパンと仲間たちが大活躍する。