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【花子とアン】仲間由紀恵、ヒロインの親友役に愛着「頭が大きくて、いい感じ」

 視聴率も好調のNHK連続テレビ小説『花子とアン』(月〜土 前8:00 総合ほか)。第4週(21日〜)からヒロイン・はなの生涯の友となる葉山蓮子が登場。初対面のはなに荷物を持たせたり、食事を運ばせたり、滋養の薬と言ってワインを飲ませたり、圧倒的なお嬢様ぶりで嵐を巻き起こした。演じるのは、連続テレビ小説は『天うらら』に次いで2度目の出演となる仲間由紀恵だ。

連続テレビ小説『花子とアン』で仲間由紀恵が演じる葉山蓮子の髪型は“束髪(そくはつ)”と呼ぶそうです(C)NHK

連続テレビ小説『花子とアン』で仲間由紀恵が演じる葉山蓮子の髪型は“束髪(そくはつ)”と呼ぶそうです(C)NHK

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 蓮子は、伯爵家出身。14歳で結婚したが、結婚生活に耐えかねて実家に戻り、24歳で女学校に編入。はなと同級生となるが8歳年上。ただならぬ気品とオーラを放ち衆目を集めるが、教師に対しても高飛車で、周囲から浮いた存在になる。しかし、はなの人柄に触れ、心を通わせるようになり、恋や文学を語り合うかけがえのない友となる。

 4月中旬、取材に応じた仲間は「蓮子は気位が高くて、この時代にしては自分の意志を強くはっきりと持った女性だと思いました。すべてをはねのけてしまうほどの気の強さは、ほかのキャラクターにはないもの。その部分は演じていて、楽しいなとも思いますし、お嬢様言葉を使いながらも皮肉屋なところも彼女らしいと、愛着が湧いてきているところです」と話す。

 蓮子のモデルは大正〜昭和時代の歌人・柳原白蓮。福岡の石炭王と再婚後、年経の青年と恋に落ち、駆け落ちする「白蓮事件」で知られる。姦通罪のあった当時、まさに命がけの恋を貫くなど、波乱に満ちた人生を送った。

 「白蓮さんのお写真も残されていますが、本当にいいお召し物を着ていらして。伯爵家に生まれ育ったお嬢様なんて、想像するしかないのですが、衣装もヘアスタイルもほかの女学生たちとはちょっと違う感じが出るように、スタッフと相談しながら蓮子像を作っています。私はかつらではなく人一倍大きな束髪(そくはつ)を結っていますが、撮影現場でみんなから『今日も頭、大きいね』と言ってもらえると、『いい感じだな』と、安心していっそう気合いが入ります」。

 明治時代のアンティーク着物を探してそろえているという蓮子の着物にも注目だ。

 「はなちゃんが持つ純粋さに触れて、蓮子の中にもあった純粋さが揺り起こされていったのではないかと思います。女学校に突然やってきた一風変わった蓮子がどんな嵐を巻き起こしていくのか楽しんで観ていただきたいですし、一方で蓮子の孤独な境遇も描かれていきます。はなちゃんとどのように友情を育んでいくのか、見守っていただけたらと思います」。

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  • 波乱万丈な蓮子(仲間由紀恵)の半生にも注目(C)NHK

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