NHKは24日、来年3月30日スタートの平成27年度前期連続テレビ小説『まれ』の制作を発表した。92作目となる同作は、『あまちゃん』以来の現代劇で、石川県能登地方を舞台に、世界一のケーキ職人(パティシエ)を目指す少女・希(まれ)の物語。脚本家・篠崎絵里子氏が書き下ろすオリジナル作品で、石川県七尾市出身のパティシエ・辻口博啓氏が製菓指導で参加。おいしそうなお菓子が物語を彩っていく。ヒロインは、『あまちゃん』以来となる日本人のヒロインオーディションを敢行する。
オーディションは、ゴールデンウィーク明けから募集を開始し、夏までに選考、発表予定。制作統括の高橋練氏は「『あまちゃん』の能年玲奈さんのように、演技経験は問わず、笑顔が素敵で困った顔もかわいい、朝から見て元気がでるようなヒロインを選びたい」と期待を寄せた。
物語は、夢追い人の父のせいで、ヒロイン一家が夜逃げ同然に能登へ移り住むことから始まる。生真面目で困った人は放っておけない大人に成長したヒロインは、一度は堅実な公務員の道を選ぶも、本当の夢がパティシエだったことを思い出し、一念発起。横浜のカリスマシェフのもとへ弟子入り志願し、厳しい修業に挑む。やがて、ヒロインは仕事と並行して結婚、出産。さまざまな試練を乗り越えつつ、いつしか心のふるさとになっていた能登に戻り、自分のケーキ店と家族を持つ決心をする。
脚本を担当する篠崎氏は、同局のドラマ『胡桃の部屋』、『眠れる森の熟女』、『紙の月』を手がけ、WOWOWの『マグマ』『震える牛』『LINK』『血の轍』などの社会派サスペンスでその手腕が高く評価される一方、映画『ガール』『あしたのジョー』などエンターテインメント性も持ち合わせる。
最近の朝ドラは、視聴率も好調だが、篠崎氏はひるむことなく「朝ドラが好調なのは単純にうれしい。視聴習慣がついて、なんとなく見続けていただければ(笑)。私自身、朝ドラを15分観ることで元気が出る。それが視聴率にもつながっていくのだと思います」と覚悟をのぞかせた。
能登を舞台に選んだ理由について、制作統括の高橋氏は「里山、里海の風景の美しさもありますが、『能登はやさしや土までも』という言葉があるくらい、能登に暮らす人たちの豊かさ、人間の魅力に心底惚れました。来年の春には金沢まで北陸新幹線も開通しますし、北陸地方一体となって一緒に盛り上げたい」と話した。
石川県を舞台にした作品は、1973年(昭和48年)放送の『北の家族』(ヒロイン:高橋洋子)以来42年ぶりとなる。
オーディションは、ゴールデンウィーク明けから募集を開始し、夏までに選考、発表予定。制作統括の高橋練氏は「『あまちゃん』の能年玲奈さんのように、演技経験は問わず、笑顔が素敵で困った顔もかわいい、朝から見て元気がでるようなヒロインを選びたい」と期待を寄せた。
物語は、夢追い人の父のせいで、ヒロイン一家が夜逃げ同然に能登へ移り住むことから始まる。生真面目で困った人は放っておけない大人に成長したヒロインは、一度は堅実な公務員の道を選ぶも、本当の夢がパティシエだったことを思い出し、一念発起。横浜のカリスマシェフのもとへ弟子入り志願し、厳しい修業に挑む。やがて、ヒロインは仕事と並行して結婚、出産。さまざまな試練を乗り越えつつ、いつしか心のふるさとになっていた能登に戻り、自分のケーキ店と家族を持つ決心をする。
脚本を担当する篠崎氏は、同局のドラマ『胡桃の部屋』、『眠れる森の熟女』、『紙の月』を手がけ、WOWOWの『マグマ』『震える牛』『LINK』『血の轍』などの社会派サスペンスでその手腕が高く評価される一方、映画『ガール』『あしたのジョー』などエンターテインメント性も持ち合わせる。
最近の朝ドラは、視聴率も好調だが、篠崎氏はひるむことなく「朝ドラが好調なのは単純にうれしい。視聴習慣がついて、なんとなく見続けていただければ(笑)。私自身、朝ドラを15分観ることで元気が出る。それが視聴率にもつながっていくのだと思います」と覚悟をのぞかせた。
能登を舞台に選んだ理由について、制作統括の高橋氏は「里山、里海の風景の美しさもありますが、『能登はやさしや土までも』という言葉があるくらい、能登に暮らす人たちの豊かさ、人間の魅力に心底惚れました。来年の春には金沢まで北陸新幹線も開通しますし、北陸地方一体となって一緒に盛り上げたい」と話した。
石川県を舞台にした作品は、1973年(昭和48年)放送の『北の家族』(ヒロイン:高橋洋子)以来42年ぶりとなる。
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2014/04/24