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ショーン・レノン、『攻殻機動隊』最新作でコーネリアスとコラボ

 ジョン・レノンとオノ・ヨーコの息子でマルチアーティストのショーン・レノンと、小山田圭吾の一人ユニット・コーネリアスによる新曲「Heart Grenade」が、アニメ映画『攻殻機動隊ARISE border:3 Ghost Tears』(6月28日公開)のエンディングテーマに決まった。アーティスト名義は“ショーン レノン コーネリアス”。歌唱と作詞はショーン、作・編曲は小山田が手がける。

『攻殻機動隊ARISE broder:3 Ghost Tears』エンディングテーマは「ショーン レノン コーネリアス」が担当。写真は素子フィギアとエンパイアステートビルとショーン・レノン(Photo by 本田ゆか/Yuka C. Honda)

『攻殻機動隊ARISE broder:3 Ghost Tears』エンディングテーマは「ショーン レノン コーネリアス」が担当。写真は素子フィギアとエンパイアステートビルとショーン・レノン(Photo by 本田ゆか/Yuka C. Honda)

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 『攻殻機動隊ARISE』シリーズの音楽を担当する小山田は、「(オノ・)ヨーコさんのライブでロンドンに行った時、ショーンと近況を話していて、『攻殻機動隊』の話をしたら、彼がファンだというので、参加してもらったらいいかなと思って誘ってみました」と経緯を説明。

 以前からオノ・ヨーコ率いるプラスティック・オノ・バンドで共に活動するなど親交は深い二人だが、小山田が作った曲にショーンが詩をつけて歌うのは今回が初。小山田は「ショーンは『攻殻機動隊』を知っていたので、世界観を良く理解した歌詞を書いてくれました。今回はラブストーリーですから、彼のスウィートな歌声がマッチしていると思います」と満足げだ。

 「日本のアニメーションが大好き」というショーンは、「アメリカの友人たちも『攻殻機動隊』は大好き。僕がこの作品の音楽を担当することをとても喜んでくれているよ」とコメント。小山田から今作のストーリーについて「殺しを依頼された男が、その標的であるサイボーグ(義体)と恋に落ちるストーリー」と説明を受け、すぐにインスピレーションが湧いたと話している。

 今年は、1989年(平成元年)に『攻殻機動隊』(原作:士郎正宗)が『ヤングマガジン増刊海賊版』(講談社)で連載が始まって25年のアニバーサリーイヤー。『攻殻機動隊ARISE』は、凶悪犯罪を阻止する事を目的とした公安9課、通称「攻殻機動隊」が結成されるまでを描く全4部作で、第3部となる『border:3 Ghost Tears』は、硝煙と謀略渦巻く中、ついに“攻殻機動隊”全てのメンバーが集結する。

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  • 『攻殻機動隊ARISE broder:3 Ghost Tears』エンディングテーマは「ショーン レノン コーネリアス」が担当。写真は素子フィギアとエンパイアステートビルとショーン・レノン(Photo by 本田ゆか/Yuka C. Honda)
  • 『攻殻機動隊ARISE』シリーズを通して音楽を担当しているコーネリアス
  • 『攻殻機動隊ARISE broder:3 Ghost Tears』キービジュアル(C)士郎正宗・Production I.G/講談社・「攻殻機動隊ARISE」製作委員会
  • ショーン・レノン(Photo by P.J. van Sandwijk)

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