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宮沢りえ主演で『グーグーだって猫である』連ドラ化 「葛藤や苦悩をリアルに」

 女優の宮沢りえが、WOWOWの連続ドラマW『グーグーだって猫である』(今秋放送)に主演することが13日、わかった。少女漫画界の巨匠・大島弓子氏が、飼い猫との愛しい日々をつづった自伝的コミックエッセイを連ドラ化。小泉今日子主演で2008年に映画化されているが、その時と同じ犬童一心監督が手がける。

宮沢りえ主演で『グーグーだって猫である』が連続ドラマ化。WOWOWに登場(C)WOWOW

宮沢りえ主演で『グーグーだって猫である』が連続ドラマ化。WOWOWに登場(C)WOWOW

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 宮沢が演じるのは、人気連載を持つ少女漫画家・小島麻子。物語は、長年共に暮らしてきた愛猫のサバが突然亡くなり、それ以来、漫画が描けなくなってしまった麻子が、担当編集者・大森の勧めで一軒家に引っ越したところから始まる。

 宮沢は「大島先生のファンの方々が面白いと思ってくださるような作品にしたい。キラキラとした日常が流れていく一方で、モノをつくるアーティストとしての葛藤や苦悩をリアルに出せたら」と意気込む。

 今回の出演依頼を受けて宮沢は「映画で撮られたものをもう一度ドラマで撮られるというのは、すごいエネルギーだなぁと。普通、新しいものをどんどん作っていくのに、敢えてもう一度取り組むというところにどんな意味があるのか」と興味を持ったという。

 犬童監督は「映画化してその世界に深く向き合い、よりその素晴らしさと大きさに気付かされた」と動機を明かし、「愛猫サバの『死』に揺れる主人公小島麻子の深い悲しみ。それを癒していくのはいったいなんなのか? ゆっくりとじっくりと探ってみたい」。ドラマ版には東京・吉祥寺を舞台に、魅力的な住人たちも多数登場するという。

 脚本を担当するのは、『婚前特急』、『わたしのハワイの歩きかた』の高田亮氏。原作の世界観を踏襲しながらも、連ドラとして新たなアプローチで再構築されたオリジナルストーリーを展開する。

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