俳優の三浦春馬（23）が、諫山創氏の人気漫画を実写映画化する『進撃の巨人』（来年公開）で主演を務めることが発表された。

　同作は、諫山氏の監修の元、原作の物語やキャラクターをベースに、映画オリジナルの要素を盛り込み、巨人のいる世界と、その世界に抗う若者たちの姿を、立体機動のアクションをふんだんに盛り込んだ形で進行する、壮大なスペクタクル映画となる。

　監督には樋口真嗣氏を迎え、特撮監督には映画『のぼうの城』や『巨神兵東京に現る』の監督補を務めた尾上克郎氏、撮影には日本アカデミー賞優秀撮影賞を受賞（『のぼうの城』）した江原祥二氏、照明には映画『北のカナリア』で日本アカデミー賞最優秀照明賞を受賞した杉本崇氏、美術には『海猿』シリーズなどを手掛けた清水剛氏など、日本映画界屈指のスタッフが集結。

　衣装には扮装統括として『龍馬伝』『寄生獣』などを手掛けた柘植伊佐夫氏、衣装デザインに三田真一氏、特殊造形プロデューサーに日本の特殊造形・メイクの第一人者・西村喜廣氏、キャラクターデザインに、竹谷隆之氏、貞本義行氏、田島光二氏などアニメ界、特撮界のトップたちも集い、実写版『進撃の巨人』を盛り上げる。

　三浦の役どころは現時点では明かされておらず、共演者も後日発表予定。撮影は、巨人に襲われ荒廃した世界観を生かすため、廃墟の聖地とも呼ばれる長崎県の端島（通称・軍艦島）を予定しているという。