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篠田麻里子、悪女役に初挑戦「二面性を見て」

 元AKB48でタレントの篠田麻里子(28)が、4月11日放送のフジテレビ系スペシャルドラマ『銭女』(後9:00)で、悪女役に初挑戦していることが19日、わかった。2兆円もの借金をした料亭の女将を裏で操る女・白井美保役で、篠田は「美保が見せる二面性を見ていただきたい」とアピールしている。

フジテレビ系スペシャルドラマ『銭女』で悪女役に初挑戦している篠田麻里子

フジテレビ系スペシャルドラマ『銭女』で悪女役に初挑戦している篠田麻里子

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 同作は、昨年6月に放送された藤山直美主演の『鬼女』に続く、希代の悪女シリーズ第2弾。人々を狂わせたバブル経済時を背景に、その時代に踊らされ、道を踏み違えていくことになった2人の女の行く末、金融業の男たちの運命を描く。

 バブル崩壊後に人生の歯車が狂い始める料亭の女将・蓮見恵役を務める主演の渡辺えりは「経済が豊かになること=全員が幸せになることではないのに、全部お金だと思い過ぎている社会にのまれないようにしたい、そういう要素の入っている娯楽作品だと思います。未来に警笛を鳴らすドラマ」と見どころを紹介。渡辺が、30代から80代の恵を演じ切っているのにも注目だ。

 恵に株取引を勧め、恵と共にバブルを謳歌する美保を演じた篠田は「最初はすごく悪女だなと思ったんですが、よくよく読んでみると、本当は純粋で一生懸命な女性だったんだなと思いました」と、美保という役柄に理解を示し「純粋な役だからこそ、自分が純粋にくみ取ったことをやってみようと思いました」。篠田自身、バブルを知らないため「当時の話を周囲からいろいろと聞いたり、当時流行ったものを見て勉強しました」と情報収集にも努めたという。

 2時間ドラマで本格的に演じるのは初めてという篠田は、時期や季節など、シーンに合わせて、1日10着も着物を着替えるという多忙ぶりも経験。そんな篠田と初対面だった渡辺は「これからいろいろ吸収して、いい役者さんになってほしい」とエールを送った。

 共演には、恵に取り入る信用金庫の融資担当・浜口役に西村雅彦、恵に6億円以上の融資をする銀行の融資課長・神永役に北村有起哉、恵の母親役に冨士眞奈美、現在の美保役にかたせ梨乃、そして朝丘雪路ら豪華ベテラン俳優陣が名を連ねる。

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  • フジテレビ系スペシャルドラマ『銭女』で悪女役に初挑戦している篠田麻里子
  • フジテレビ系スペシャルドラマ『銭女』で料亭の女将を演じる渡辺えり
  • フジテレビ系スペシャルドラマ『銭女』の場面写真(左から)西村雅彦、渡辺えり、篠田麻里子

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