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バンプ&初音ミクが異色共演 進化系「14」モデル初登場

 ロックバンド・BUMP OF CHICKENが、バーチャルアイドル・初音ミクと異色共演したことが11日、わかった。ニューアルバム『RAY』(12日発売)収録の新曲「ray」の別バージョンとして、初音ミクとのデュエットバージョン曲とミュージックビデオ(MV)が制作された。

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 バンプファン、初音ミクファン、ひいては音楽ファンやボカロファンにとっても驚きのコラボレーションが実現した。MVのメガホンを取ったのは、昨年パリ公演を成功させたボーカロイドオペラ『THE END』のプロデュースや『初音ミク×LUIS VUITTON』のコラボを手がけたクリエイティブプロダクション・A4Aの東市篤憲氏。360度ホログラムのスクリーンに登場した初音ミクが、“光”をモチーフにした幻想的な映像世界の中で、バンプのメンバー4人とともに歌って踊る。

 お互いの新境地を開拓するため、革新的な方法で共演した。CGの合成処理は一切用いず、バンプと初音ミクが同じ空間に立って撮影に挑むという、世界初の“リアルタイム共演”を実現。この撮影のために、ミクの開発元であるクリプトン・フューチャー・メディア社は「14(イチヨン)モデル」なる新たな3DCGモデルのミクを制作。撮影でもスクリーン素材、センサー制御トラッキング設計、同期システム、リアルタイムアニメーション技術など、同社が開発した革新的な仕組みを用いて行われた。

 ミクのプログラミングは、人気クリエイターkz(livetune)が担当。ボーカルの藤原基央と初音ミクがデュエットし、独特なハーモニーを響かせる。ミクの振り付けは、でんぱ組.incやゆずなどの振り付けで知られるYumiko氏が実際に踊ったダンスをモーションキャプチャで取り込み、斬新でファニーなダンスが完成した。

 バンプのメンバーは「監督が持ってきて下さったMVの絵コンテを見てすばらしいと思い、“面白そうだ”という気持ちが爆発した感じでした」と興奮気味。「初音ミクに対しては、歌を再現するということにおいて、とても忠実で誠実であり、そのことにすごく共感できるところがありました」と振り返った。

 プログラミングを手がけたkzは「昔から大好きだったバンドとこうしてお仕事ができるとは思いもしませんでした。藤原さんの独特なヴォーカリゼーションに合わせることができるかどうか、難しい作業ではありましたが、少しでも僕の想いが伝わってくれたらうれしいです」。クリプトンの伊藤博之社長も今回のコラボをきっかけに「ネットで活躍するクリエイターからメジャーなアーティストまで、さまざまなコラボを通じて、グローバルな創作環境を提供していきたい」と手応えをにじませた。

 BUMP OF CHICKEN feat. HATSUNE MIKUの「ray」は、きょう配信開始。MVは後日、バンドの公式サイトで公開予定。



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