AKB48グループのメンバーを再編成する『AKB48グループ大組閣祭り』が、24日午後6時から東京・Zepp DiverCityでスタートした。過去2度の「組閣」はAKB48のコンサートのサプライズとして行われ、AKB所属メンバーのチーム移籍、姉妹グループ移籍および兼任を発表してきたが、単独イベントとして開催されるのは、今回が初となる。

　司会はタレントの土田晃之と戸田恵子が担当。対象となるのは、AKBをはじめ、SKE48（名古屋・栄）、NMB48（大阪・難波）、HKT48（福岡・博多）の国内4グループ。会場には4グループの正規メンバー（海外との兼任含む）、研究生、ドラフト生合計267人が出席し、観客1000人とともに発表を待つ。この模様は全国の映画館44館にも中継され、約1万人が見守る。

　組閣発表前には現行の4グループ12チームがそれぞれ、チームの代表曲を披露。3月29・30日の東京・国立競技場で卒業セレモニーを行うため、組閣発表には“解説”として参加する大島優子は「大島チームKです。離ればなれになる仲間も、これから新しく仲間になるメンバーも、いつまでも胸に“チームK魂を”」と願いを込め、「草原の奇跡」を披露した。

　AKBの組閣は2009年8月、2012年8月に続いて1年半ぶり3回目。SKE48単体では昨年4月に組閣を行っており、NMB48は初となる。HKT48は先月11日に新チームKIV（ケーフォー）の発足と、組閣ならぬ「春のクラス替え」を発表したばかり。新体制スタート前に変更が加えられるのか注目される。

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