フジテレビ系人気番組『テラスハウス』（毎週月曜　後11：00）に出演中の写真家、“洋さん”こと今井洋介（29）が、同番組内で告白のために制作した曲を元に完成させた「もう一度、手をつなごう」をCD化し、3月12日に発売することが14日、わかった。同日、東京・下北沢のライブハウスで写真個展と音楽を融合させた自主企画イベント『今井洋介 presents Heart is everything』で発表するとともに、同曲を初披露した。

【写真】その他の写真を見る

　イベントでは『テラスハウス』で同居する島一平のお笑いコンビ・地球、今井の幼なじみ・大雅がリーダーを務める逗子三兄弟がライブを行い、自身もギターのインストゥルメンタルライブを披露。アットホームな空気で盛り上がるなか、今井は「『もう一度、手をつなごう』という楽曲を3月12日にCDリリースします。今日の個展の写真がCDジャケットにもなっています！」と発表し、観客から祝福の声援を浴びた。

　9歳でギター、18歳で写真を始めた今井は、2012年に写真家デビュー。同年にCDもリリースしている。今回CD化される楽曲は、『テラスハウス』で恋をした今井が、想いを伝えるために制作した「手をつなごう」が原曲。楽曲の完成を目指し、幼なじみの逗子三兄弟の制作協力を得て「もう一度。手をつなごう」が誕生した。

　今井は「少し前に好きな人ができました。その女性に告白する際に、気づいたら大好きなギターを持って詩を書き、音痴な歌声で歌を作りました。結局、告白は玉砕したのですが、この歌には特別な想いがあって、これをもっと“良い曲にしたい”“上手に歌いたい”という気持ち一心で、幼なじみである逗子三兄弟に制作を依頼しました」と説明。「彼らは快く俺のためだけを考えてくれて、制作やレコーディングを協力してくれました。鎌倉の海辺からお届けするあなたの大切な人と聴いて欲しい曲です」とアピールした。

　カップリングとして収録される「ハロー＆グッバイ」も、『テラスハウス』を旅立って行く宮城大樹（24）に向けて制作したオリジナルの応援歌。今井撮り下ろしの全8面ブックレットも同梱される。番組から生まれた2曲のCD化は、テラハファンを喜ばせそうだ。