プロレスラーの佐々木健介選手（47）が13日、都内で記者会見を行い、現役引退を正式発表した。会見には、妻で元プロレスラーの北斗晶も駆けつけ、最愛の夫をねぎらった。

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　今月11日に弟子・中嶋勝彦選手との闘いに敗れ、直後に引退発言していた佐々木は「長きに渡り、リングに上げていただきありがとうございました」と深く一礼し、「思い残すことは何もない」と完全燃焼を理由に笑顔で引退を発表した。

　妻の北斗は、師弟対決前に「控室でもピリピリムードだったんですけど、試合に行く寸前に私にハグをしてきた。そのときに、（この試合に）納得したら（引退）するかもしれないなと思った」といい、「その試合はそういう目で見ていました」と感慨深げに振り返った。

　試合直後に引退宣言したことには、「止めなかった。プロレスは自分が辞めると思ったときに辞めるもの。がっちり（お金）貯めてますから」と冗談交じりに理解を示し、「お疲れ様」と夫の肩をたたいた。

　会見では、佐々木が引退後について「オリンピックを見ていて、スノボをやってみたい」と語ると、北斗は「好きなように生きろ。オリンピックでもなんでも行ってこいよ！」と呆れ顔。さらに、「願わくば新婚旅行に連れてってもらおうかな。スペインとか」とおねだりすると、報道陣からリクエストに答えて、佐々木の頬にキスしてお互い赤面していた。