歌手のGACKTが11日、東京・アイアシアタートーキョーで44枚目のシングル「P.S.I LOVE U」(12日発売)の発売記念イベントを開催した。新曲のテーマでもある『愛する人への最期の言葉』を意識するきっかけとなったというMALICE MIZER(活動休止中)の元ドラマーで1999年6月にくも膜下出血で亡くなったKamiさんへの思いを、肉声では初めて語った。
95年10月〜99年1月までMALICE MIZERの2代目ボーカルとして活動していたGACKTは、Kamiさんのお墓と実家を訪ねる映像を初公開。大雪に見舞われた9日、「一番仲がよくて兄弟のようだった」というKamiさんの墓前で長い時間手を合わせた。その後、Kamiさんの実家でご両親と対面し抱擁。Kamiさんの命日と誕生日には必ず足を運んでいるといい「『いい曲書けたよ』とか『舞台が始まるよ』とか報告している」と告白。亡くなって15年が経とうとする今も「自分の中では…不思議なものでなかなか整理しきれない」と複雑な心境を吐露した。
「(Kamiさんの)お父さんやお母さんにとって僕がKamiの代わりになるわけじゃないけど、少なくとも勇気や希望とか前に向かって歩くことを届けることができる。だったら頑張ろうって。ここに来るたびにそう思う」と静かに胸中を語るGACKTの姿に、客席からはすすり泣きが漏れる。映像の最後には「やりたかったこと、やり残したことを受け継いで、一つひとつやっていくことが彼らに対する生きるってことの喜びや感謝の表し方なんじゃないかな」とファンに投げかけた。
ほかにも“残す側”“残される側”をテーマにしたエピソードを紹介。「人は人の中で生きていることが“生”なんじゃないかと、あるとき思い始めて。僕の中に、先に逝った連中が生きてる。誰かに笑顔を届けられるようになった」と真剣な面持ちで考えを明かしていた。
★YouTube公式チャンネル「オリコン芸能ニュース」
95年10月〜99年1月までMALICE MIZERの2代目ボーカルとして活動していたGACKTは、Kamiさんのお墓と実家を訪ねる映像を初公開。大雪に見舞われた9日、「一番仲がよくて兄弟のようだった」というKamiさんの墓前で長い時間手を合わせた。その後、Kamiさんの実家でご両親と対面し抱擁。Kamiさんの命日と誕生日には必ず足を運んでいるといい「『いい曲書けたよ』とか『舞台が始まるよ』とか報告している」と告白。亡くなって15年が経とうとする今も「自分の中では…不思議なものでなかなか整理しきれない」と複雑な心境を吐露した。
「(Kamiさんの)お父さんやお母さんにとって僕がKamiの代わりになるわけじゃないけど、少なくとも勇気や希望とか前に向かって歩くことを届けることができる。だったら頑張ろうって。ここに来るたびにそう思う」と静かに胸中を語るGACKTの姿に、客席からはすすり泣きが漏れる。映像の最後には「やりたかったこと、やり残したことを受け継いで、一つひとつやっていくことが彼らに対する生きるってことの喜びや感謝の表し方なんじゃないかな」とファンに投げかけた。
ほかにも“残す側”“残される側”をテーマにしたエピソードを紹介。「人は人の中で生きていることが“生”なんじゃないかと、あるとき思い始めて。僕の中に、先に逝った連中が生きてる。誰かに笑顔を届けられるようになった」と真剣な面持ちで考えを明かしていた。
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2014/02/11