原作者・小山宙哉氏のオリジナル脚本による初のアニメ映画化作品のタイトルが『宇宙兄弟＃0（ナンバー・ゼロ）』に決定し、8月9日に全国公開されることが8日、明らかになった。

　2008年から『モーニング』（講談社）で連載中の同名漫画は、ともに月に行くことを誓いあった兄ムッタと弟ヒビトの物語。2012年より読売テレビ・日本テレビ系でテレビアニメの放送が始まり、同年、小栗旬と岡田将生主演による実写映画化も大ヒットした。

　今回のアニメ映画は、原作者の小山氏が雑誌連載を一時休載し、どうしても描きたかった物語として、新たに書き下ろしたオリジナルストーリー。自ら映画脚本に取り組んだ同作は、漫画でもテレビアニメでも見ることのできないストーリーでありながら、『宇宙兄弟』の本質を描く、感動のエピソードとなっている。

　小山氏描き下ろしのティザービジュアルには、少年時代のムッタとヒビトの姿とともに、「夢の続きを描くために、夢の原点を書きました。」というコピーが添えられており、兄弟の“夢の原点”が劇場で初めて明かされる。