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「TVタックル」、26年目で初の枠移動 たけし、11時台で「ヒンシュク買いたい」

 テレビ朝日系『ビートたけしのTVタックル』(毎週月曜 後9:00)の放送時間帯が、4月から毎週月曜午後11時台に移ることが29日、わかった。1989年7月3日の放送開始から26年目にして初の枠移動。「これまで、番組の出演者から多くの政治家を誕生させたり、新たな論客の登場で話題を呼んできた」と自負する司会のビートたけしは、放送時間変更後も「人騒がせな番組作りを目指したい。おおいにヒンシュクを買いたいものです」とやる気をみなぎらせている。

レギュラーメンバーはそのままに『ビートたけしのTVタックル』が4月からよる11時台へお引っ越し(左から)阿川佐和子、ビートたけし、大竹まこと(C)テレビ朝日

レギュラーメンバーはそのままに『ビートたけしのTVタックル』が4月からよる11時台へお引っ越し(左から)阿川佐和子、ビートたけし、大竹まこと(C)テレビ朝日

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 昨年8月に放送回数1000回を超えた同番組は、「オイラの最長寿番組だからね。自分の顔とも言える」とたけし。4月以降は、25年間築いてきた“時事問題をテーマにした著名人によるトークバトル”という大きな枠組みは踏襲しながらも、幅広い層が関心を寄せるテーマを取り上げ、疑問や矛盾を“深堀り”し、たけしが独自の視点から鋭く“タックル”していく。

 新枠でのテーマには、「福島第一原発の“本当”の現状」や、「クールJAPANってホントに海外でクールなの?」「ザックJAPANはワールドカップで勝てるのか?」「メジャー田中将大は何勝できる?」「最新デバイスで人間の生活はどう変わる?」「最新クローン技術でどこまで複製可能?」「日本にヒットマンなんて本当にいるのか?」など、さまざまなジャンルを想定。

 たけしも「政治の話題が多かったために、最近の硬直した政局が番組にも反映されてトークバトルが弾けづらかったりもしたけれど、これからはニュースを軸に置きながらもスポーツや社会問題も含め、雑誌の特集記事のようなより広い視点に立ったテーマで番組を作ってゆくので、むしろやりやすい」と乗り気だ。

 阿川佐和子大竹まことらレギュラーメンバーはそのまま出演。論客には、新進気鋭の映画監督や有名漫画家、インターネット界で絶大な信頼を得る人気ブロガーなどフレッシュな顔を迎えていく。

 同局の午後11時台には、『アメトーーク!』(木曜)、『マツコ&有吉の怒り新党』(水曜)、『中居正広のミになる図書館』(火曜)などの人気バラエティーが並ぶゾーン。生活習慣の変化に伴って、幅広い層からのニーズが高まっている時間帯でもある。

 松本能幸プロデューサーは「これまで25年間テレビ朝日の『月曜21時の顔』として、『社会の矛盾』『政治への不信』などを鋭く斬ってきたビートたけしさん。そんなたけしさんに、テレビ朝日が誇りとする『23時台バラエティー』で、思う存分大暴れしていただきたいと」と期待を寄せている。

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