大手芸能事務所・オスカープロモーションの平均年齢14歳のガールズユニット「X21」が、エイベックスからCDデビューすることが23日、わかった。21人のメンバー全員が参加したオーディションを経て、リーダーの吉本実憂（17）ら12人の選抜メンバーが3月19日にシングル「明日への卒業」で晴れてデビューする。

【写真】その他の写真を見る

　同ユニットは、10万2564人の応募の中から選ばれた『第13回全日本国民的美少女コンテスト』（2012年）のファイナリスト21人で昨年1月に結成されたアイドルユニット。昨春からは所属事務所の先輩・剛力彩芽とともに冠番組『GO！オスカル！X21』（毎週金曜　深1：20　テレビ朝日系）を持ち、吉本がNHK大河ドラマ『軍師官兵衛』に出演が決定するなど活躍の場を広げている。

　とはいえ、アイドル戦国時代では後発組。「勝ち抜くためにはいろいろな意味で高いクオリティーの維持とメンバーの意識を高めることが必要と判断」（関係者）し、昨年12月にメンバー内で「選抜オーディション」が実施された。全員でデビューできるわけではないことを知り、納得できずに泣き出したり不満を口にするメンバーもいたが、最終的には意図を理解し、生き残りをかけて真剣に臨んだ。

　昨年12月21日に行われたオーディションでは、オスカーとエイベックスのスタッフを中心とした約30人の審査委員を前に、メンバーがそれぞれ1分30秒のパフォーマンスを披露。2日後の23日に結果発表が行われ、約半数の12人がCDデビューを勝ち取った。

　関係者は「今回はこの12名が選ばれましたが、今後どうなるかはわかりません」とデビュー曲の選抜であることを強調。「10万人に及ぶ応募者の中から『全日本国民的美少女コンテスト』を勝ち抜いてきた彼女たちの結束力と一生懸命さ、真面目さは誰にも負けません。今回の12名はX21の代表者としてより謙虚に頑張ってもらいたい。そしてファンの皆さんにはそんな彼女たちを温かく見守ってもらいたいです」とアピールした。

　CDデビューへの過程は24日放送の『GO！オスカル！X21』で放送される。